端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

鬼のいぬ間

2006-10-19 | Weblog
今日は 嬉しいことに 旦那が一泊二日で出かけました。
朝早くから出かけて欲しいと思っていましたが なんとお昼前から
の お出かけでした。

別に うるさい旦那ではないし 無口ですし 家にいても 畑や田圃に
出かけることが 多いので 私は三度の食事を用意すればいいので 
普通の 夫婦ですが やっぱり旦那がいないとなると 嬉しいのです。

朝から これ幸いに デパートへ出かけました。
増築し 立派になり ブランド品の売り場も多くなった デパートは
おばさん達で 賑わっていました。 

セーターを一枚と 地下で季節のお菓子を買って 本屋に寄り 帰って
きました。
夕方の家事を済ませると 本当に自由です。
早く寝ようか それとも 夕べの中国映画のビデオを見ようか 
パッチワークをしょうか 悩みます。

勤めの頃は 単身赴任や 出張でいないことが多かったのですが
定年退職してからは 毎日家にいます。
それに 出不精で「家がいいと」 もっぱら家にしがみついています。
今夜は 焼酎ビンの出番もありません。

独り言を言いつつ 残り物で夕食をすることになりそうです。
 
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さつま芋

2006-10-18 | Weblog
周りに農家の方が多いと 色々なおすそ分けを頂きます。

出荷し始めは 数が少ないので頂くもの 規格に合わないはね物
を頂くもの 収獲終わりで 頂くものと色々ですが ありがたいことです。

昨日は 焼酎の原料になる 「黄金千貫」の規格はずれを 頂きました。
拳くらいの大きさですので ふかして食べるのに 丁度いい大きさです。

今朝 早速ふかしました。 ほかほかでカメラのレンズが 曇ります。
お友達と 会う約束があるので もって行きます。

通じにいいし ビタミンもたっぷりだし 自然食品です。
たこ なんきんも好物ですが さつま芋も大好きです。

なぜか 私の地方では「からいも」と呼びますが 薩摩の国を意識して
いるのでしょうか
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コスモス

2006-10-17 | Weblog
15日(日)は 私の住む地区の ふれあい球技大会でした。
地区に 草野球の出来るくらいの 広場があります。
グランドゴルフのクラブの方たちが コスモスの種を蒔いて 今見頃です。

そんなコスモスの中 地区の皆さん 仕事の繰りをつけて 集まります。
18ホールのコースを二回まわって 丁度お昼。
青空の下 シートに座って お昼です。

区長さんの挨拶 そして 焼肉 焼きそば おにぎり 漬物 
冷たいビール 焼酎を皆で囲みます。
話が弾み 段々大声が飛び交います。 お天気続きの昨今 冷たい
ビールが美味しそうです。
ビールのジャイアンツビンが ごろごろ横たわります。

のどが潤った頃 成績発表 我が家の家族に 入賞はありませんでした。
参加賞の懐中電灯を頂いて 帰りました。

都会の人は 田舎はいいといいますが 結構大変です。
草刈 墓掃除 敬老会など自主組織の行事があります。
不参加なら それなりの日当を払うようになっていますが 田舎では
お金より 参加することを 基本にしています。

歳をとって 思うようにいかなくても 顔を出すだけで 許される
思いやりも あるのです。
お昼から 美味しいビールを飲んだうちの穴熊さん 午後はテレビの
音を聞きつつ 横になっていました。

こんな 穏やかな日が 続きますように願うばかりです。
 
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秋です

2006-10-15 | Weblog
秋です。

若い頃 街中に住んでいた頃は 衣替えの時期 ナフタリンの匂いで
秋や 冬の近いのを 感じていましたが 田舎に 住むように なって
四季を本当に 身近に感じます。

今でこそ 交通手段や 流通が発達して 都会でしか手に出来ない物も
今は 田舎でも手に入れることが 出来ます。

そんな田舎の生活は 自給自足が 基本でした。
味噌 醤油 お米 麦は勿論 果物の木もぞれぞれの農家の 畑や庭に
植えてあります。

我が家も その名残で 柿 日向夏 金柑 イチジク 栗 と現役ですが
姿を消したものの中には なつめ 桃 肉桂の木 温州みかん なし
木イチゴ などがあります。

中でも 柿は沢山実を付けるのですが 老木の為か手入れの悪いせいか
見た目が悪く 他人様に差し上げるのは 憚られるような出来栄えです。

でも これが美味しくて 甘くて 本当の柿の味がするのです。
皮をむいて 上品に皿に盛り付けると 立派なデザートです。
カラスに 採られないうちに 穴熊さんが 昨日収獲しました。
二人で なんだか 幸せな気持ちで 頂いています。
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自己紹介

2006-10-14 | Weblog
金曜日は いつも水中ウォークに通うプールの アクア教室でした。
お昼過ぎの 一時間は楽しい教室です。
スマートな体型の方は少なく 私のように3サイズ同じ の方が多いの
ですが 首まで水の中 遠慮することはありません。

先日は 新しく参加された方が三人。
仲良くなるために 自己紹介がありました。
プールの淵に半円になり 最初の人が自己紹介して 次の人は済んだ人
を 確認しつつ名前を呼んで 自分の紹介をします。

最後の人は 全員の名前を最初の方から 復唱し 記憶にとどめて 
自己紹介です。
なかなか頭に 入らず 皆で大笑い。
水着で スイミングキャップを被っているので 記憶の手がかりがなく
なかなか覚えられません。

その内 年齢の順に並んでみよう と言うことになり 周りを
見渡して [私が一番かしら」と 端へ移動し 隣の人にそれとなく
生年月日を聞いてみたら なんと私より 十日先輩でした。
私と比べて 若いこと 皆さんが認めました。

その方 ご主人を亡くされ 独身なのです。
皆で 納得 結局女が老いるのは 旦那のせいとの 結論になり
これまた 大笑いでした。
若い アクアの先生も おばさん達の話しに 笑いこけていました。


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おから

2006-10-12 | Weblog
昨日 いつものお豆腐屋さんから サービスに「おから」を頂きました。

そうです あの豆腐を絞った大豆のかすです。
私の地方は 「おから」と言います。

以前は 産業廃棄物で困っていたり 家畜の餌にしていたようで
すが 「おから」好きの私は 肩身の狭い思いをしていました。
いまは体に いいとか ダイエットにいいとか 見直されているようです。

にら 人参 しいたけ 魚のすり身揚げ しらすなどを炒めつつ 「おから」
をほぐして入れ 砂糖 みりん 醤油 白だしを少しいれ 丁寧に混ぜつつ
火を通します。それが 私流です。

男性は あまりお好きでないようですが 女性の方は 喜んで食べて
いただきます。
出来立ての 我が家の夕食の 一品です。



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浴 衣

2006-10-11 | Weblog
昨日 朝夕肌寒くなってきたので 衣類をあちこち 見ていたら
子供の 浴衣が二枚出てきました。

この象さん模様の 一つ身は捨てるに捨てられず いまだに我が家に
残っています。
長男が 四十年前に着ていた 一つ身です。

転勤族の 我が世帯で 処分を仕切れずに残ったものです。
長男が 生まれたとき 実家の母は 大きな病を抱え 三度目の入院を
目前にしていました。
そんな中 和裁を得意としていた 母が初孫の為に 最後の力で 縫って
くれたのです。
つかまり立ちの出来るようになった 長男にこの浴衣を着せて 病院の
母の元に連れて行くと 目を細めてみていました。

病院の庭の 木々のせみの激しい声まで 耳に残っています。
この浴衣を 見ていると あんなに昔のことなのに 今でも 
涙がこぼれて キーボードの文字が 見えません。
47歳で逝った母を思うとき もつともつと意義ある生き方を
しなければ と思いますが そのときだけで 次の日は 又だらだらと
した 日を過ごしています。
今 母が元気なら 86歳 この不肖の娘 親孝行するのに と
出来もしないことを 時々思っております。






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豆腐籠

2006-10-10 | Weblog
我が家のすぐ横に 県道が通じています。
里山の中を 通る県道は ところどころ 木陰の駐車スペースがあり
夏の 猛暑の時期は お昼など休憩の車が止まっています。

ところが 人家のないのをいいことに ごみが頻繁に捨てられている
のです。

レジ袋に入った 弁当の空や 空き缶 果てはわざわざ持ってきたかと
思われる 衣類や 布団 ペンキの空き缶などです。

土木事務所の清掃の方が パトロールしてかたずけていましたが 
先日は 赤い文字で 「投棄者調査中」の看板が 立ててありました。
二週間ばかり 過ぎて その後 きれいにかたずけて ありました。
投棄者が見つかるわけはなく きっと又土木事務所の方が 
かたずけたのでしょう
本当に 人間の道徳はどうなったのでしょう。
自分の 食べた弁当の空を 決められたごみとして 処分できないのです。
何かが 間違っていると思います。

写真は 豆腐籠です。
私が子供の頃は この籠を持たされて 豆腐を買いに行きました。
豆腐やさんは 集落の中に一軒はありました。

きれいな水を 満々とたたえた水槽に豆腐がゆっくり 泳いでいました。

この籠 捨てがたく 残しております。
小さい籠は 昨年気に入って 買ったものです。
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薪 能

2006-10-08 | Weblog
昨日 薪能に行ってきました。
私の 故郷 延岡市は 七万石の 風情のある城下町です。
その 城跡の石垣を背景に 「天下一薪能」が開催されるようになって
十回目で 今年は 十月六日と七日の二日間の 開演でした。

夕方 五時半から始まり 日が落ちるとともに かがり火が炊かれ
ライトアップされた 石垣と 樹齢を重ねた 木々の風に揺れる音
を聞きつつの 能舞台でした。

出演の方々も 片山 九郎右衛門 茂山 千作 宝生 欣哉と 超一流
の方々でした。
延岡市にゆかりの 内藤家の所蔵する 面も使われていました。

学のない 私でも 解説書を読んで観ていると 楽しめました。
能面が静かに動くたびに 表情が 悲しくなったり 喜びになったり
怒りになったり 本当に不思議でした。
それに 素晴らしい 能衣装 田舎では 目にする事はありません。
改めて 日本の伝統芸能を 堪能しました。

電車で小一時間かけての 薪能鑑賞でしたが この秋の楽しみが
一つ済みました。
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秋晴れ

2006-10-06 | Weblog
関東地方は 大雨に注意するように ラジオが言っていますが
私の住む ここ宮崎地方は 抜けるような 秋空です.

さわやかで 風もなく 外の仕事は勢を出せば汗かく ぐらいです。

今日は十五夜 私の集落では 夜子供達が 連れだって 
「十五夜ください」と回ってきます。
レジ袋を提げて 幼稚園くらいの子供から 六年生までの子供です。
縁側の お供えを 次に回ってくる子供に 配慮しつつ持って行きます。

頂いた お供えは 公民館に集まって 全員で子ども自身で均等に
分け合います。
我が家の 子供達も 楽しみな行事でした。
今は 穴熊さんと 子供達が回ってくるのを 楽しみにしています。

お昼から お月見団子を作って お芋をふかして 畑の隅の柿をもいで
少しお菓子を添えて お月様を待ちましょう。
いつも 下ばかり気にして いますが 今日は 首を伸ばして ゆっくり
お月様を眺めましょう。
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