端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

書 院

2019-11-09 | 思うこと

そろそろ年賀状の 準備もしなければと 年賀状の箱をよたよたしながら一年ぶりにあけました。

二年分までは 輪ゴムで止めて保存 それ以前は焼却と 決めていますが 我が家夫婦も高齢化し めでたくもない人生になっています。

来年の 賀状で年賀状終いにさせていただこうかと 思案中です。

どんな文案にするか これが問題です。

失礼にならぬように 十分な気持ちをお伝えしなくてはなりません。

暮れに向けて 又一つ難題を抱えてしまいました。

そして出てきた このワープロのリボン 未使用です。

ワープロを使っていたころ 買い置のための インクリボンです。

いまだに ワープロ愛用の高齢者がおられる様子をテレビで見たことがあります。

ワープロは しかるべくごみ処理に従って処分しましたが リボンだけは 残っていた次第です。

処分するのは 忍びない気持ちです。

これだから ガラクタが捨てられません。 

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立 冬

2019-11-08 | 食べ物

私の地方 山口百恵さんの 歌のような穏やかな小春日です。

それでも 今日の暦を見たら 立冬だとか いよいよ 寒さの時期に入ります。

この時期 母の時代は 木炭を俵で用意し 家族の寝間着や布団衣類を解き 縫い直していました。

布団綿を 入れる時期になると 外に遊びに行くのを止められ 打ち直しのホカホカの綿を縦に並べたり横に並べたり

して 最後に真綿を乗せ 母の指示で 側をひっくり返し 掛け声とともに 引っ張っていました。

女の子ですから こんな仕事をしっかり仕込んでおかなければとの 母の思いもあったのでしょうが

時代が変わり 羽毛布団になり 本ものの木綿の重い布団なんて 目にすることもありません。

女が強くなり 男がやさしくなり 男女平等が叫ばれ 戦闘機に若い女性が乗る時代になりました。

母が生きていたら なんというだろうかと 背中に朝日を当てつつ 思いめぐらしています。

くりまんじゅうさんの ブログで美味しいものを見つけ 私もこの時期初めての かぶの漬け物を作りました。

好物です。

 

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終 活

2019-11-07 | 思うこと

 

近頃 幼いころからの 俳優さんや女優さんの訃報を聞くことが多くなりました。

聴力 視力 歯 おしゃべりは 大丈夫ですが それ以外は 危ないものです。

家の中で 威張って歩き左足の小指を椅子の足に引っ掛け 涙を流しましたが ここのところは薬指に我慢してもらって

小指と一緒にテーピングをしております。

左手は風呂がぬるいと お湯の栓を開けたら 右腕を引くのが遅かったか お湯で軽いやけどですが 年寄りの証拠です。

そんな現実に いよいよ終活をしなければと かたずけを始めました。

まずは 本だと 沢山の思い出の本を 町の図書館に 持っていきました。

戦後 日本中が貧しい時代 小学生でした。 本が欲しくて母にねだっても ぎりぎりの生活では買ってもらえませんでした。

大人になったら 絶対好きな本に 埋もれたいと書斎の 二面の本棚は 私の本で埋まっていました。

学のない私ですから脈絡のない 主張のない本たちです。

そして 11月3日には 町の図書館の中庭で 本の無料提供がありました。

又 自分の本に会えるかもねーと 出かけたらありました。

「功 大好き」が目に留まり 著者の訃報を 聞いた日でした。

そして 私が無料でいただいてきた本 

雑誌の 古いサライ クロワッサン そして絵本です。

この絵本 作者が 灰谷 健次郎  絵が 長 新太 の絵本です。

新聞も 読むことができなくなったとき この絵本のページを めくるつもりです。

もう 本は買わない 図書館で借りる 雑誌は まあ読みたいものがあれば 買うと 決めたのに アマゾンの誘いに乗って

買いました。

12月には 寅さんの映画も 封切られるとか 寅さんが訪ねた 日本の古い良き町を集めた本です。

想像力と この本で 旅をしようと思います。 

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村祭り

2019-11-06 | 自然

今日は 旧暦の10月10日 私の集落のはずれの小さな神社の 秋のお祭りでした。

わずか 40戸ほどの集落ですが 毎年4軒づつが 当番となり 春夏秋冬のお祭りは欠かしません。

海からは 遠い集落ですが 先祖が四国からの移住者で 金毘羅さんをよりどころに 開拓された土地のょうで

神社は金毘羅様です。

近くの 神社の神官さんと 神楽の舞手の若い衆が 4人朝から 準備です。

13時に 集落の者がこうべを垂れるなか ありがたい祝詞が流れます。

庭に ブルーのシートが広げられ 神楽が奉納され 皆に一皿の刺身と お神酒が回ります。

やがて 小学生が帰ってくるのを待って せんぐ撒きが始まります。

よたよたの 高齢者はシートに座り込んで せんぐをかき集めます。

今年は 厄払いや長寿のお祝いで 沢山のせんぐでした。

が のろまの私は コンビニのレジ袋に少しだけでした。

帰り道 下げた袋の大きさで すばしこく要領のよい嫁がわかります。

この祭りが 済めば 私の地方も寒くなります。

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いいですね。

2019-11-05 | 趣味

幟旗を 柿渋で染めて 嫌味のないように無地の布を入れて作った パンツです。

いい男が にらみを効かせています。

暑さもようやくやわらぎ しのぎやすくなった今朝 加代子さんが仕上がったリメイクの洋服を 大きな風呂敷に包んで 見せに来てくれました。

私より 一回りも若い加代子さんですが 縫物でつながった友達です。

頑張り屋さんの彼女 出来上がった洋服のセンスは 一番です。

私の 写真の腕は 見られたものではありません。

これもスカートです。

これは ワンビースです。 裾が少し縛ってあります。

嫌味のない留めそでは 模様を袖や襟もとに さりげなく 配置してあります。

どれも 丁寧な仕立てと アクセサリーが 見ものです。

近くの お茶畑の中の お茶さん 「夢茶房」さんが 秋のお茶まつりを 開催されるのに 並べられる作品です。

お近くの方 ぜひ見に行ってください。

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