超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">N響&デ・ワールトの第九を会場で体感</span>

2013-12-22 18:28:12 | 無題

午後一時40分渋谷駅に着く。
2時5分NHKホールに着く。三階R7列4番に着席。早く着いて待っている時間がいい。
3時開演。
国立音大入場。N響楽団員入場。待望のエド・デ・ワールト登場。
第九、厳かに始まる。
最初から渾身の演奏。指揮は自然体。
第一楽章も第二楽章も迫力満点。ティンパニがよく響く。
チェロの低音、バイオリンの高音が絶妙。
ラジオで聞くのと会場で聞くのは迫力が全然違う。
音が桁外れによく鳴る。
第三楽章は弱音で畳み掛ける。
最終楽章で歓喜天が宙を舞う。
バリトン甲斐栄次郎、テノール望月哲也、ソプラノ中村恵理、アルト加納悦子。ソリスト勢、上手い。
国立音大の若々しい声量のある声が地鳴りするほど響き渡る。
演奏は最後に加速して全開でフィナーレを迎える。
N響会心の演奏。
満場の拍手、鳴り止まない。
今年の悲喜こもごもが結晶して洗われてゆく。
貴重な時間を過ごせた。
今年も無事この時間を迎えることができた。
一年を振り返り来年に希望を繋ぐ。
4時40分渋谷駅に着く。
NHKホールには大きなクリスマスツリーが飾られていた。
念願のN響&デ・ワールトのベートーヴェンの第九を体感した。
帰ってクリスマスケーキを食べる予定。

場内に歓喜の歌が鳴り響き悲喜こもごもが結晶化する



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<span itemprop="headline">ヘルマン・ヘッセ、平均律、愛の園</span>

2013-12-22 00:26:45 | 無題

エドウィン・フィッシャーの平均律クラヴィーアを開封して聞く。
メリハリのある緩急自在な演奏で硬質だが雑音が全くなく今も十分聞ける世界初の全曲録音。
昨日、ヘルマン・ヘッセと音楽を読み終わる。
エドウィン・フィッシャーの楽屋で眼の前でフィッシャーが静かにこの平均律を引いているのを聞いて、感動して動けなくなったとヘルマン・ヘッセは書いている。
そのヘルマン・ヘッセも聞いたというエドウィン・フィッシャー自らが弾いた平均律クラヴィーアの録音が時代を越えて今現在聞ける僥倖はことばに尽くしがたい。
最近取り寄せたユング心理学辞典が届いてさっそく読む。
悪、アニマ、アンビバレンス、意識…。
どれを取っても読み飛ばせないほど内容が濃すぎる。

午前中、カール・ベームのsymphoniesを聞く。
好リマスタリングで改めて聞くと音がヴィヴィッドで新鮮な驚きがある。
仕舞っていたカーボンヒーターを遂に取り出して当たる。
セラミックより断然暖かい。
ラジオでN響&エド・デ・ワールトの第九、МDに録りながら聞く。
今日の電波の入り具合の良さは奇跡的。
一見穏やかだがアーティキュレーションにアクセントをつけた指揮ぶり。
演奏は段々熱気を帯びて、力強くなって頂点で終わる。
私は明日渋谷に聞きに行く。
明日は二時開場、三時開演。
チケットを鞄に入れる。
夜、ciao!の「ラスト・ファンファーレ」を聞いてかしぶちさんを偲ぶ。

魂の旅を深めてさすらえばいつかは着くか愛の園へと



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