最近バーンスタインのハイドン集聞いている。
パリ交響曲集、ロンドン交響曲集、天地創造、ミサ集、計12枚組でお値打ちCDである。
ソニー時代の録音で充実感ある。
アンタル・ドラティより勢いがある。
ドラティの澄んだ水のようなハイドンもいいがバーンスタインの驀進するハイドンは素晴らしい。
天地創造や戦時ミサがマーラーの復活や千人の交響曲を彷彿させる高揚感である。
最近またリヒテルのヴェネツィア盤のベートーヴェン・ピアノソナタ集を聞いている。
月光とか数曲有名曲がないのが惜しまれるが、詩情あふれるピアノ演奏が聴ける。
後期ピアノソナタが豊かな静寂を聞かせる逸品である。
バーンスタインのソニー時代の録音は皆素晴らしい。
チャイコもシベリウスもマーラーもソニーの全集を買えば間違いない。
バーンスタインのマーラーはソニーとグラモフォンの二種類がある。
若き日のバーンスタインの上半身がアップの12枚組のソニー全集は聞き易いらしく人気が高い。
私は廉価盤の12枚組の黒いジャケットのソニーの全集を持っている。
インナースリーブが曲ごとに分かれたオリジナルジャケットで演奏も申し分ない。
グラモフォンのマーラー全集はイタリア盤の中古価格2千円の交響曲全集と
交響曲・歌曲全集の二通りを持っている。
バーンスタインのマーラー演奏は感涙の超大作である。
ハイドン集とマーラー全集を交互に取り出して堪能している。
私の春が祝福された充実した春であればと願っている。
充実の交響曲を聞きながら今年の春は跳びたいと願う