肺炎で入院する母に立ち会う。
兄がローソンの紙コップ形のノンシュガーのカフェラテと
糖質書いてあるハムサンド買ってきてと私に頼む。
昼ごはんは玉子サンドとそのカフェラテ。
兄は医師との面会までの間、仕事の本にイメージデッサンを書き込んでいた。
父の本は大学に寄贈するのがいちばんだと兄が言う。
母の笑顔が続いてほしい。
病院を出て市役所に書類を取りに行き、また病院に寄る。
母がショートケーキが食べたいというので病院のカフェでシフォンケーキとコーヒー食す。
そのあとバスを乗り継いで帰宅。
帰ってオールフリー飲み、マーラーの大地の歌をクーベリックの指揮で聞く。
最近アウディーテのクーベリックのマーラーのライブを連続で聞く。
桜の好きな母が桜の季節に入院とは気の毒だ。
大地の歌が桜の季節に切なく響く。
アウディーテのマーラー・ライブは気宇壮大で聞き応えがある。
復活が2枚に分かれているのが惜しいが
1番5番6番7番8番9番が一枚に収まっていていい。
大地の歌は私が去った後も野に花が春になったら咲くだろう、永遠に…永遠に…で終わる。
何とも物悲しい歌である。
だがところどころ明るく美しい旋律がよく歌われており、救いがある。
野の花が春には顔を出すように続いてほしい母の笑顔が