みんな大好き、シベリウスの交響曲2番と5番のピアノ版を聞いている。
アンリ・シグフリドソン演奏・編曲。オンディーヌ社2011年製である。
ふつう、交響曲のピアノ版は四手のピアノで、つまり二人の連弾で弾くのが常である。
それを、何とシグフリドソンは一人で弾き切るのである。
ああ、そうそうシベリウスのあのメロディ!と思わず引き込まれる。
音数は確かに少ないが、編曲が巧いのだろう、物足りなさを感じさせない。
シベリウスの鬱蒼としたところ、ロマンティックなところ、
ノスタルジックなところ、情熱的なところをうまくピックアップして
曲を練り上げて演奏している。
ときに悠大で、全体としてはリリカルで寛げる。
2曲とも立派な大作に仕上がっている。
2番と5番は人気が高く、バーンスタインも2回も録音している。
ピアノ独奏版シベリウス交響曲2曲、何度も聞きたくなる1枚である。
鬱蒼と北の林と湖に漂う霧を独奏で弾く
アンリ・シグフリドソン演奏・編曲。オンディーヌ社2011年製である。
ふつう、交響曲のピアノ版は四手のピアノで、つまり二人の連弾で弾くのが常である。
それを、何とシグフリドソンは一人で弾き切るのである。
ああ、そうそうシベリウスのあのメロディ!と思わず引き込まれる。
音数は確かに少ないが、編曲が巧いのだろう、物足りなさを感じさせない。
シベリウスの鬱蒼としたところ、ロマンティックなところ、
ノスタルジックなところ、情熱的なところをうまくピックアップして
曲を練り上げて演奏している。
ときに悠大で、全体としてはリリカルで寛げる。
2曲とも立派な大作に仕上がっている。
2番と5番は人気が高く、バーンスタインも2回も録音している。
ピアノ独奏版シベリウス交響曲2曲、何度も聞きたくなる1枚である。
鬱蒼と北の林と湖に漂う霧を独奏で弾く