散財を抱えて歩く春暑し
ジャケットを薄着に変えて夏近し
番傘の紅蓮の花や春の雨
移り住む町にも掛かる春の虹
春陰の憂いを置いてまた通う
コンクリで埋められた跡春の川
逃げ水のように故郷遠ざかる
銃声がどこかで響く連休日
経験論までたどり着き炉を納む
各停をどこまでも行く茶摘み唄
年月を経た琥珀石海女遠し
連休に春眠深し過去冴える
あの時の笑顔が浮かぶ春の蝶
プラタナス歌う生徒や登下校
越して来て一人静かにコギト読む
故郷は何処にありや春の空
ジャケットを薄着に変えて夏近し
番傘の紅蓮の花や春の雨
移り住む町にも掛かる春の虹
春陰の憂いを置いてまた通う
コンクリで埋められた跡春の川
逃げ水のように故郷遠ざかる
銃声がどこかで響く連休日
経験論までたどり着き炉を納む
各停をどこまでも行く茶摘み唄
年月を経た琥珀石海女遠し
連休に春眠深し過去冴える
あの時の笑顔が浮かぶ春の蝶
プラタナス歌う生徒や登下校
越して来て一人静かにコギト読む
故郷は何処にありや春の空