街の奥徒歩十分で畔の路
唐黍が背比べして実をつけり
田んぼ脇刈りて干されし稲の山
草叢にじっと動かぬ飛蝗居り
街の奥農家の庭に一夜茸
柿の木がたわわに実る人の庭
数珠玉が乱れて実る万華鏡
菜園に白茄子実る茂みあり
掘った芋土を洗わず外に積み
牧場風乗馬倶楽部に漂えり
秋の郷旅したような心地さえ
花の咲くローズマリーに人思う
唐黍が背比べして実をつけり
田んぼ脇刈りて干されし稲の山
草叢にじっと動かぬ飛蝗居り
街の奥農家の庭に一夜茸
柿の木がたわわに実る人の庭
数珠玉が乱れて実る万華鏡
菜園に白茄子実る茂みあり
掘った芋土を洗わず外に積み
牧場風乗馬倶楽部に漂えり
秋の郷旅したような心地さえ
花の咲くローズマリーに人思う