里山も初冠雪で冬隣り
仕事靴桜紅葉を踏み分けて
朝寒で去年の服に袖通す
遠くから金木犀の香りせり
野山から紅葉の色が降りにけり
一日の苦労も忘れ熟し柿
パンカフェの栗鼠が寝椅子で偉くなり
十月やようやく筆も進みけり
山寺の鐘が聞こえる秋の夕
月差して出せぬ手紙を書きにけり
星月夜遠くの町のスマホ文字
冬支度終えて明日も紅葉踏む
仕事靴桜紅葉を踏み分けて
朝寒で去年の服に袖通す
遠くから金木犀の香りせり
野山から紅葉の色が降りにけり
一日の苦労も忘れ熟し柿
パンカフェの栗鼠が寝椅子で偉くなり
十月やようやく筆も進みけり
山寺の鐘が聞こえる秋の夕
月差して出せぬ手紙を書きにけり
星月夜遠くの町のスマホ文字
冬支度終えて明日も紅葉踏む