板橋区役所前の小劇場で、
「毛皮を着たビーナス」を観劇してきた。
マゾッホ原案、こしばきこう氏脚本。
舞台を日本に置き換えて、
脚本家と女性編集者が主人公。
脚本家の書いた原稿を、二人で朗読する
体裁で、原稿の内容と、マゾッホの作品と
朗読する二人の虚実入り混じった世界が
幾重にもなって、疑似恋愛的な関係が、
一種のごっこ遊びとして繰り広げられる。
過去に上演したハイナー・ミュラーの
「カルテット」劇のごっこ遊び感覚が、
この「毛皮を着たビーナス」にも
生かされていると感じた。
久々に見た文化的な劇場体験だった。
原稿とマゾッホ作と現代がミックスされた毛皮のビーナス
「毛皮を着たビーナス」を観劇してきた。
マゾッホ原案、こしばきこう氏脚本。
舞台を日本に置き換えて、
脚本家と女性編集者が主人公。
脚本家の書いた原稿を、二人で朗読する
体裁で、原稿の内容と、マゾッホの作品と
朗読する二人の虚実入り混じった世界が
幾重にもなって、疑似恋愛的な関係が、
一種のごっこ遊びとして繰り広げられる。
過去に上演したハイナー・ミュラーの
「カルテット」劇のごっこ遊び感覚が、
この「毛皮を着たビーナス」にも
生かされていると感じた。
久々に見た文化的な劇場体験だった。
原稿とマゾッホ作と現代がミックスされた毛皮のビーナス