鈴虫や涼しい朝の通奏音
テーブルの鉱石照らす秋曙光
曲がり角ふと目に入る禊萩
焼き立ての栗餡ぱんの甘みかな
タイヤ売り歩行者の眼に芒の穂
春靴を横目に見つつ秋の靴
マーラーのアダージェットや秋日和
第八番目星をつける秋の筆
秋木立 樹海を抜けて光差す
ナナカマド学園通り無事帰る
シャツの襟一つは開けて秋講義
彗星が流れる刻を帰宅せり
テーブルの鉱石照らす秋曙光
曲がり角ふと目に入る禊萩
焼き立ての栗餡ぱんの甘みかな
タイヤ売り歩行者の眼に芒の穂
春靴を横目に見つつ秋の靴
マーラーのアダージェットや秋日和
第八番目星をつける秋の筆
秋木立 樹海を抜けて光差す
ナナカマド学園通り無事帰る
シャツの襟一つは開けて秋講義
彗星が流れる刻を帰宅せり