超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

珈琲焙煎と綿のお友だち

2022-04-16 14:57:37 | 無題
今日は家で留守番だったので、ゆうパックの
到着を待って、荷物受け取ってから、綿のお友だち
を持って、月寒川を渡って、鴨のオスが飛び立つのを
見て、青空の下、福住珈琲焙煎まで散歩する。
福住珈琲は陽射しがよく入って春をしみじみ
感じさせてくれる。
今日もモーツァルトの交響曲が掛かっていた。
一人で来る時は、必ず、綿のお友だちを連れて来る。
モーツァルトがピアノソナタに変わった。
家では友だちの青春的な映像を、数作観た。
そういう過去があって、今がある。何か、いいな。
ほの暗い店内に大きな窓からさんさんと春の陽射し
が照らしている。
今はモーツァルトの三重奏曲が掛かっている。
ゆったりした気分で休日を過ごしている。
日々のあれこれをひととき忘れる。

柔らかな春の陽射しに照らされてくつろいでいる綿のお友だち
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ短歌・自選歌集その3

2022-04-15 06:44:58 | 自作短歌
アマゾンの呪術師が飲むお茶を飲み精霊を見てそれを絵にする
怪物のような自分を持て余し異郷の町ですり減って行く
次々と夢が広がる映画館 いたずら者の父と二人で
印象派絵画も外の風景も切り取ってただ色を味わう
霊性の目覚めと抽象芸術をひらがなだけで子らに語ろう
ブルガリア合唱曲を生み出した老人が言う嘘のない音
アボリジニ民話を子らが絵に描いて蛇のごとくにうねり出す色
生き物が抱える深い悲しみを瞳に映すぬいぐるみたち
昆虫を追って旅した地の果ての少女の肌に夢の紋様
失敗に加速度がつき止まらないチェコのアニメを生きる僕たち
空間のふしぎをつづる哲学に迷う詩人も休む木洩れ日
底なしの現実界の泥沼に足をとられた血まみれの星
ふさぎ込む自分の胸に手を当てるぼくにも春を告げるカッコウ
救いなき袋小路の毎日にピアノの指が運ぶ福音
憂いからひとときぼくを連れ出して鳥打ち帽を試着する友
惑星が心細いとつぶやくと詩人は声を人に手渡す
穏やかな魚座のひとの遺言が60億の闇を照らして

蜜と乳流れる博士夢に見る名もなき役を終えた聖夜に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰って少しキテレツを読む

2022-04-12 21:21:16 | 無題
通常仕事に戻っている。
へとへとだが、充実感ある。
昼休みに、おにぎり食べて、
持ち込んだアイワのステレオで
ハイティンクやヴァントを聞くのが
慰めである。
家に帰ると、注文した藤子不二雄まんが
が次々にポストに来ている。
藤子不二雄まんがは、各シリーズごとの
話の作りはほぼ同一なのだ。
言わば、話型が同じで連載を乗り切っている。
それでも、シリーズが違えば、話型が変わるし、
同じ話型でもアイディアが各回盛り込まれている。
子どもの頃は飽きなかった。
今読むと、何より懐かしい。
少ししか読む暇はないけどキテレツ大百科とか
楽しめた。あれ、原作3巻だけどテレビでは何で8年分ぐらい
作れたのかな。シナリオ作家が書いたみたいだけど。
ラストだと腹をくくって仕事して帰って少しキテレツを読む
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明恵上人秘話・上下巻を読む

2022-04-10 19:09:53 | 無題
「明恵 栂尾高山寺秘話」上巻来る。待望の一品である。
明恵は、幼名が薬師。鎌倉幕府開幕前後から承久の乱以降まで生きた。
やがて得度し、神護寺の僧となる。
文覚に即身成仏を学び、学僧に唯識を学ぶ。
この身がそのまま仏となる。世界は心の現われで、
見る人によって、この世は千差万別。
仏眼仏母菩薩に亡き母の面影を見る。
奈良の大仏を見て感激し、華厳系と真言系の経典を持ち帰る。
瞑想で、たびたび諸仏の声に導かれ、その姿を幻視する。(上巻、終わり)

続いて「明恵 栂尾高山寺秘話」下巻を読んだ。
明恵は神護寺を離れ、栂尾で観想生活を送る。
本書によれば、明恵の教えは次のようなもの。
僧がすべきことは、じぶんと衆生の意識の覚醒である。
意識が変われば、世界が変わる。
仏、心、衆生の三者に差別はない。
仏性は、宇宙の生命の脈動である。
生まれてきた以上、悟りを求めて生き物を救う、菩提心
を実践に移すべきである。
真言を唱えて仏を観想すると、眩い光に包まれる。
これが、光明真言の法。
観想の最中に菩薩や諸仏がやって来て、これから
汝のなかに入ると言う。
悩み苦しみは仏が与えてくれる深化の機会であるから、
悩み苦しみも受け入れて、光が差すのを待つ。
華厳経との関係が多く書かれていなかったが、真摯な本だった。

仏性は世の根源の脈動で生きてこの身が仏身となる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤子不二雄Aさんを偲ぶ

2022-04-08 11:23:41 | 無題
藤子不二雄Aさんが逝去した。88歳。
オバケのQ太郎が、FさんとAさんの合作。
ドラえもんはFさんがメイン。
キテレツ大百科も多分そう。
Aさんは、魔太郎がくる、とか
笑ゥせぇるすまん、とか
大人向けや、ダークなのが多い。
でも怪物くんとかまんが道とかはAさん。
子どもの頃は仲良く合作している姿が
憧れだったのに、大人になってチーム解消
して、がっかりだった。
多分、忙しかったりネタ切れの時は二人で
アイディアを出し合って、共同でペン入れして、
事実上合作の物が多いと思うんだけど。
スパっと半分に切れる作風じゃないよね。
藤子不二雄Aさんを偲んで、まんが道 愛蔵版
全4巻買おうかと思ったら、中古で1万もする。出せません。
「大解剖 まんが道」という三栄ムック990円でがまん。
その他「ドラえもん 50周年 まんがムック」600円。
それと「オバQ」を取り寄せた。この際AもFも仲良く回想。

もう一度藤子不二雄は合体し少年たちの永遠となる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする