アマゾンの呪術師が飲むお茶を飲み精霊を見てそれを絵にする
怪物のような自分を持て余し異郷の町ですり減って行く
次々と夢が広がる映画館 いたずら者の父と二人で
印象派絵画も外の風景も切り取ってただ色を味わう
霊性の目覚めと抽象芸術をひらがなだけで子らに語ろう
ブルガリア合唱曲を生み出した老人が言う嘘のない音
アボリジニ民話を子らが絵に描いて蛇のごとくにうねり出す色
生き物が抱える深い悲しみを瞳に映すぬいぐるみたち
昆虫を追って旅した地の果ての少女の肌に夢の紋様
失敗に加速度がつき止まらないチェコのアニメを生きる僕たち
空間のふしぎをつづる哲学に迷う詩人も休む木洩れ日
底なしの現実界の泥沼に足をとられた血まみれの星
ふさぎ込む自分の胸に手を当てるぼくにも春を告げるカッコウ
救いなき袋小路の毎日にピアノの指が運ぶ福音
憂いからひとときぼくを連れ出して鳥打ち帽を試着する友
惑星が心細いとつぶやくと詩人は声を人に手渡す
穏やかな魚座のひとの遺言が60億の闇を照らして
蜜と乳流れる博士夢に見る名もなき役を終えた聖夜に
怪物のような自分を持て余し異郷の町ですり減って行く
次々と夢が広がる映画館 いたずら者の父と二人で
印象派絵画も外の風景も切り取ってただ色を味わう
霊性の目覚めと抽象芸術をひらがなだけで子らに語ろう
ブルガリア合唱曲を生み出した老人が言う嘘のない音
アボリジニ民話を子らが絵に描いて蛇のごとくにうねり出す色
生き物が抱える深い悲しみを瞳に映すぬいぐるみたち
昆虫を追って旅した地の果ての少女の肌に夢の紋様
失敗に加速度がつき止まらないチェコのアニメを生きる僕たち
空間のふしぎをつづる哲学に迷う詩人も休む木洩れ日
底なしの現実界の泥沼に足をとられた血まみれの星
ふさぎ込む自分の胸に手を当てるぼくにも春を告げるカッコウ
救いなき袋小路の毎日にピアノの指が運ぶ福音
憂いからひとときぼくを連れ出して鳥打ち帽を試着する友
惑星が心細いとつぶやくと詩人は声を人に手渡す
穏やかな魚座のひとの遺言が60億の闇を照らして
蜜と乳流れる博士夢に見る名もなき役を終えた聖夜に