明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

人として 海援隊

2018-08-13 20:09:03 | 僕の音楽日記
小学校6年から中学1年にかけて
男子は急激に
性に目覚める。

興味を持つ。

その頃
帝王とよばれていたやつがいた

王様と呼ばれたやつもいた。

何のことか最初は分からなかった。

いわゆる
エロ関係のことならなんでも
知ってる
O江くん

なかちゃ
帝王と王様の両巨頭は学年で揺るぎない
地位と影の存在だった。

印象は普通なのだが…
彼らを取り巻くエピソードには
武勇伝じみた 伝説化された逸話が
みっしりと
彼らにこびりついているらしい。
いかに彼らがエロなのか?

僕は知らない。

知らなかった。

それはこの場で公表もできない。
当時のことなので
あの頃のレベルでは
すさまじいレベルだったろう。

今はネット社会
エロもグロも氾濫しすぎて
感覚が麻痺してしまう昨今。

当時は情報収集能力が長けてるものに
与えられた
帝王

王様の称号

一体なんのこっちゃ?

今 思い出すと笑える話である。

人として
どうなのか?
彼らの学園生活はいかに
へんな称号を頂いた彼らには
当然
女子から敬遠され
白い目で見られ
噂話には尾ひれがつき
それは見事なくらい彼らの
パーソナリティは
破壊され尽くしていた。

半ば可愛そうなくらい。
男連中からすればなんのことはない
普通のことも
思春期の女子たちにかかると

O江くんとなかちゃは
もう、ぶったぎられていたも同然だった。
元来目立たないおとなしい性格のO江くんは帝王の称号を…
少しおチャラた王様の称号の なかちゃ。

どちらも女子から忌み嫌われ
男子からはまつられていた。

ただ、ぼくは
彼らを
人として
どうなのか?

そう考えされられた。そんな
学園生活だった。


夏の日 森高千里

2018-08-13 17:35:39 | 僕の音楽日記
氷をいっぱい入れたガラスの
コップに
限りなく水で薄めるのも
少なくした
ほぼ原液に近いカルピスを
汗を拭きながら
各自がセルフサービスで
作って飲む
あの時間の幸せ、
水道水の蛇口に薄めようとする
カルピスの入ったグラスを
近づけて
カルピスウォーターを作り飲む!


夏の日。


あの頃の贅沢な楽しみ。
お中元に
カルピスをもらうとそれは
それはこの上なくうれしくて
オレンジやグレープのフレーバーは
もっとうれしくて

独り占めにしたくて
親はお客様用に手をつけずに隠す
でもせん抜きで王冠をあけ
プラのキャップを
パチンとはめて
飲む用に冷蔵庫にキープする。

カルピスに似たようなもので
ミルトンというのがあった。
カルピスよりも安価だったように思う。

だけどカルピスは超えられない。
夏の日のカルピス。

あの白い濃いどろっとした
練乳のような…


そういえば
練乳をカルピスに見立てて
水で薄めて飲もうとしたけれど
やっぱり
カルピスのような上品な味には
ならなかった。


夏休みは
いかに遊ぶか
いかに早く宿題を片付けるか

今みたいに
熱中症の心配がなかったあの頃
それこそグランドで野球をやってたし、

あの夏の日。
海に行くのはお金がかかるので
市営プールや学校のプールに行くことの
楽しみもあった。
とにかく毎日が遊び三昧で
いかに遊び尽くすか
やりたい事をやり尽くすか

朝の6時30分からのラジオ体操で
顔を合わす仲間とその日の遊びの予定を立てる
自らにスケジュールを組んで
そのように動き回る
取り憑かれたように
遊び回ってた。

家にじっとしていられない子供だった。
ラジオ体操が終わり家に帰ってきて
10時までは勉強タイムだった。
確かそれは決まりごとで夏休みの友にかいてあった。

(午前10時まで 涼しい午前中に勉強を済ましましょう。
遊びに出ていくのは10時以降にしましょう)
とはっきり釘を刺されていた。

だから僕は親の目が光る午前10時までは
家を飛び出せれなかった。

たとえ、9時に出ていっても
他の子の家はそんな朝から遊びに子供を
出さない家庭が多かった。

フライングをしながら
早く友達と遊びたくて
そわそわしながら午前10時を待つのだった。

そしてその日予定がないときは
夏休みこども劇場を見る

海のトリトン
キューティーハニー
ゲゲゲの鬼太郎

夏休みといったら
この3点アニメ

夏の日。
彼女とデートなんて
そんな世界は毛頭頭になかった
あの頃。

あんなに遊び回ってたのが
今思えば嘘のよう。

遊び疲れて
家に帰り
カルピスを飲み干す。
作って飲むあの至福の時。

今はカルピスウォーターがペットボトルで
すぐ飲める便利な世の中に…

でも
夏の日に
飲む
濃いどろっとしたカルピスのあの濃い味が
夏の味なのである。