盆帰り 中村雅俊

1976年発売
小椋佳作品の
「盆帰り」
俺たちの旅
の大ヒット後のリリースにして
また、
渋いというか
おとなしい感じの作品だったのを
覚えてる。

俺たちの旅
のドラマの挿入歌に使われたかは
覚えがないけれど
…

1975年
シクラメンのかほり
にみる
小椋佳作品の台頭から
俺たちの旅
と
小椋佳ムーブメントが吹きあれた。

中村雅俊さんは器用な方で
作者の持つ独特の雰囲気や歌い回しなど
うまく消化して
中村雅俊のフィルターを通過されて
表現している。

前には
吉田拓郎作品の
「いつか街であったなら」も
難しい歌で、でも
うまくこなしてヒットさせている。

そして小椋佳作品にしても
然り

後の
桑田佳祐作品も
また、新たな中村雅俊の世界を広げることにもなっていた。


盆帰り
というタイトルに
この時期
ふと、
あ、そんな歌
あったなぁと…


帰るところのある人は羨ましいのか
どうなのか？

盆と年末は
民族大移動。
西から東
北から南
混雑に見舞われ
日々の日常がいっぺんする。

時は
8月12日
盆 真っ最中。

慰安と安寧に
包まれて
心穏やかに、
この時期を
慈しむ。

僕には
帰るところはなくても
親の実家に小さい時は
寄らせてもらったけれど
今では
忙しくて
お金もなくて
中々
前みたいにお盆による事は
なくなった。


スイカを食べたり
川遊びしたり
五右衛門風呂にはいったり
夜空を見上げ星を見たり
虫取りしたり

夏の楽しみ
盆帰り