サディスティック .ミカ.バンド の再結成ではボーカルに木村カエラさんを迎え
パワーアップしたミカバントとして、披露した
「タイムマシンにお願い」
はセンスのある曲として記憶にある。
レコードは突然始まり
突然終わる
そんなアレンジ
また、歌い出しに一拍休止音符をいれて
歌い始めるあたり
に
ただならぬ曲のセンスを感じる
♪ ん! さぁー不思議な夢と遠い昔が好きなら
ん! そのスイッチを遠い昔に回せば
と言った具合で、ボクシングでいえば
力を溜めてスイングする前の一拍おく感じ、
野球の投手なら投げ込むときにタメをいれて
一気に投げ込む
そんな
力を溜め爆発力を見せるように始まりに
一拍休止音符をいれての歌い出し。
爆発力のもったボーカルの木村カエラさんの歌もよく
本家のミカバントの時より、バージョンアップして、素晴らしい!
綺麗に日本語を歌うひとなので
日本語のロックという
定着を目指して頑張ってきた70年代の
ロックアーティスト
の集大成というか、完成形に立ったのが
再結成した
ミカバントだと思う。
「タイムマシンにお願い」
数多くアーティストが歌いcoverしてきた。名曲だ。
そう、タイムマシンにお願いするのなら
過去に遡って、何をしたい?
上書きの事実を作り上げたい
もし、好きな人のいたあの時代に遡れたら
告白したいし、
一緒に肩並べて帰りたいし、
バレンタインにチョコ貰いたいし、
映画を観に行ったり、コンサートに
行ったり、
春は菜の花の咲く畑や花の綺麗なところへ
ピクニック。
夏はプールとお祭り
秋、冬は映画やコンサートに
そんなデートなんかしたりして、
そんな頃にもどって
上書きしたい。
そこに僕がいた事にしたい。
タイムマシンという夢の乗り物は
映画バックトゥザフューチャー
にもあるように
何かそこに願いがあり、夢とドラマを作り出さなきゃ
意味のないことであり、
過去を意味のある過去にしたいがために
タイムマシンに乗り込むわけだ。
未来を変える
歴史を変える
ことはいいことではないかもしれない。
過去と他人は変えられない
しかし、
未来と自分は変えられる。
