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人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

一乗寺の「むしやしない」というケーキ屋さん

2016-12-05 20:26:09 | 80はミステリーゾーン
京都の一乗寺とえば宮本武蔵が吉岡一
門と決闘した一本松や詩仙堂で知られ
るが、叡山鉄道の一乗寺駅近くに「む
しやしない」というケーキ屋があるこ
とは知っていた。

そのケーキ屋さんが朝のカンテレTV
「隣の人間国宝さん」に登場した。

私が興味を持ったのは「むしやしない」
なる店のネーミングであった。「むし」
とは「はらのむし」であって、むしの住
む小腹に食べ物を、というやさしさが気
にいった。

さらに、幼児が小麦粉、卵、乳の食物ア
レルギーにかからないよう米粉やイチゴ
などを原料にしたケーキを店頭に並べて
いることだった。

叡山鉄道は出町柳から八瀬と鞍馬へと走
る。紅葉が見事に映える車窓が人気を集
めている。今は盛期を過ぎたので、電車
は空いていた。



派手な赤い電車にはなんと消防の募集広
告が描がかれていた。

駅の踏切を渡って曼殊院通りを数分で「む
しやしない」があった。



地味な店構えなので、よくみないと通りす
ぎそう。

ケーキのショーケースとテーブル席が5,
6脚あ
る。一つ空いていたので、座らせてもらっ
て紅茶をオーダーした。

テレビに出ていた奥さんが出てきたので、
「朝のテレビに出てましたね」と声をかけ
る。

「はい、人間国宝にしてもらいました」と
にこにこ笑っている。

なるほど、この笑顔に惹かれて子供も訪れ
る。

「深草から来ました」というと「あら、私
は藤森にいたんですよ」と隣の町の名を告
げた。

ここまで来て「一本松」に立ち寄らぬとは
武蔵に悪
いので、10分ほど歩いて”史跡”を訪ねる。

え? こんなに低い松なの!


すぐ近くに詩仙堂があったが、4時過ぎと
言うのに夕暮れがやってきたので、帰りは
バスで京都駅まで帰った。