人生アラカルト

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旅のミステリー入口、それは糸魚川

2016-12-23 19:30:06 | 80はミステリーゾーン
北陸新幹線が走るまでは、上越へ行くのに車を運
転して行った。京都から上越市まで400キロ。
年をとってからの運転はしんどくなって、北陸新
幹線開業を機に運転はやめた。

車で走っていたころは高速道、あるいは国道8号
を走った。

高速道を走ると、糸魚川はいくつかトンネルを抜
けるとICが出てくる。なにしろ上越市へ行くまで
に、27か所ものトンネルがつながる。トンネル
の圧迫感が続くのを避けるため、よく国道8号を
走ったことも多かった。

糸魚川を国道で走ると、上越市から富山へ行く途
中、道が片側2車線になり、左手に大火に見舞わ
れた糸魚川の市街地がある。

糸魚川からは、jrの大糸線が走っていて、長野
は松本にいたる。私はjrでなくて、車で安曇野
へ行ったことがある。糸魚川から姫川に沿って走
るとやがて白馬の山々が長く連なる北アルプスと
道連れとなる。

糸魚川を富山方面へ国道8号で走ると、天下の嶮
・親不知はすぐ。いまもヒスイが見つかると、海
岸べりを歩く人がいた。道の駅には、地元で獲れ
る魚が売られている。

ここには、ソフトテニスの名手の先輩がおられる。
もぐさなど薬草を商っているが、数年前までは自宅
にコート2面をもっていた。お宅に泊めてもらった
こともあった。

先輩の家は大火のあった市街地から離れているので
難を免れてよかった。

もう、車で糸魚川を通過することもないだろうが、
旅のミステリーの入口の糸魚川として、いつまでも
記憶に残るだろう。