アメリカン・ブルーです。
きのう、昼頃の到着を目指して、夫とルナと共に実家のある盛岡へと向かいました。
盛岡は、連日猛暑日に近い暑さで、
想えば、30年前、息子が誕生した年の夏も、
36℃の日がひたすら続く暑いあつい夏だったことを思い出します。
その30年前、私が生まれた年の夏も、記録的な暑い夏だったと・・・・
何度も母に聞いて育ちました。
その母に会いに・・・・

予報通りに北東北も、昨日、梅雨明けとなりました。
残念ながら、ふるさとの山・岩手山は、すっぽり白い帽子をかぶって暑さ対策。
前日までの湿った空気が山肌に添って上昇したのでしょうか・・・
少し前に、母が動けなくなった話をしましたが、
昨日、入所を希望している施設の方が、入所に当たって、母との面談に来られる・・・
姉からそう聞いて、私も同席したいと思い、
その時間に合わせて実家へ行くことにしていました。
午前10時ごろ秋田市を出発して、
盛岡の手前、「紫波

午後1時、良いタイミングで、その面談に同席できました。
その施設は、父がおよそ10年もの間お世話になった所の系列施設で、
その対応には、感謝以外の何物もないと言えるほど私達にとっては信頼のおけるところです。
母の様子を見ながら、生活の事、いままでの病気の事、飲んでいる薬の事・・・
好きな食べ物、その生い立ちや、今の反応・・・などなど、
およそ1時間ほど会話の中から理解してもらって、
「では、お待ちしていますね。」
入所OKの許可が、ここで初めて得られました。
姉も、私も、「よろしくお願いします。」と深く頭を下げました。
所長さんと副所長さんが来られて会話を始めてから、
どんどん、母の顔色がよくなって、笑い声や表情が豊かになって、お帰りになってから、
ひとりでアイスクリームを食べ始めた母を見て、
もしかしたら、機能が少しでも改善されるチャンスがあるのかもしれない・・・・
前向きな希望を持って、母の新たな半歩になるような気がしました。
その後、入所に必要な書類の受け取りと施設見学に出かけてみました。
実家から車で10分もかからない場所にありました。
そこは、天上が高く、梁がデザインされた山小屋風の温かい家のようで、
床暖房が入っていて、冬も全く寒さ知らずだそうで、
それが何よりの安心でした。
入所者は新入生の母を含めて全部で9名。
そのうち男性はおひとりで、日本の現状を物語るようでした。
年齢的には、母より上の方はお2人のようで、70代の方から居られるようでした。
一旦家にもどって、それから、準備するものがたくさんあったので、
姉が一人で買いまわるにはあまりに大変そうだったので、
夫にも手伝ってもらいながら、3人で買い物をしました。
お留守番のルナも、私達が戻ってから、母の顔をなめてみたり、
顔を近づけたりしながら、
ルナなりの愛想を振りまきつつ、しばしのお別れをして家を後にしました。

夕方、6時半でした。
5月までは介護2だった母が、今回、介護5の認定になったそうで、
わずか2ヶ月で、生活が一変してしまいましたが、
落ち着いた頃に、また、訪ねたいと思っています。
そうそう、帰り際に、
「あなたもずいぶん皺が増えて来たね~」
母が姉にそう言ったらしく、「そう言うこと言わないで!!」って姉が怒っていました(笑)
最近、本来なら遠慮して飲み込んでいた言葉?をストレートに言うようになってきたと姉が話していましたが、
それはお互い様のようで、
たぶん、私なら、「そうなのよね~(;´∀`)」で終わったところ、
さすがに、母と姉は言いたい放題、
それが総領娘の特権と残念な部分かもしれないと、
私は黙って苦笑い。。。
母と姉のどちらにも梅雨明けになった昨日だった・・・・そう思いたいです。