画像の切り貼りのニュースを見て、マジシャンか？と思ってしまった。
マジシャンとトリックスターはどちらも人をだますのは同じ。でも後味は全然違う。
マジシャンは人に害を与えず、楽しみを提供。反対に詐欺師（トリックスター）は人をあざむき人に害を与える。
この話を聞いたとき、なるほどな～とガッテンしました。
何の前ふりかと言いますと、飲み仲間のロトマンが体がダルイと言って会社を休んだ翌日、私と飲みに行ったのですが偶然にもその居酒屋でロトマンの上司とバッタリ。
上司は「昨日休んだ理由はウソかよ！」と。
うそつきは得をするのか 新ゲーム理論で読みとく人間関係の裏事情 (サイエンス・アイ新書) 生天目 章 (著)
こちらの本に「うそをつく行為は、自己の利益の最大化を目指すという合理的な考えから生まれます。したがって、その前提が崩れ、うそをつくことで損することがわかれば、うそをつく人は少なくなります。」と書かれてます。
そして203ページには
「私たちは、必ずしも自分の利益だけを考えるのではありません。（中略）これは、まわりからの尊敬や信頼などにも価値を見出しているからです。親切心、好意、そして思いやりなどは、人間関係から育まれる、心の豊かさの表れです。私たちは、物質的な利益を追求するだけでなく、心を豊かにすることにも価値を見出しながら、社会の営みに加わっています。」と書かれてます。
ウソをつく人は「物質的な利益を追求するだけでなく、心を豊かにすることにも価値を見出し」
この重要性が見えてない、見ようとしてないのかも。
ちなみに聞いた話ですが、人はウソをつくとゆっくりとした浅い呼吸で、多弁になったり、視線はキョロキョロとなるんだとか。
調和を目指すならウソはつかない方がいいと私は思う。
以下の「親についたウソ、告白してください」記事を見て、ウソは得か？について考えてみました。
「富士急に行くと言いつつ、実際はアイドルのライブ遠征」「教科書代と偽り、仕送り額UP」親についたウソ、告白してください。(マイナビスチューデント) - goo ニュース
「ウソつきは泥棒の始まり」なんてよくいいますが、思わずウソをついてしまうことは誰にでもありますよね。特に一番身近で、なんやかんやと詮索してくる親に対してウソをついてしまった経験がある人は多いのでは？ そこで、大人になってから親についたウソについて、内定学生459人に聞きました。
Q.あなたは大人になってから親にウソをついたことがありますか？
ある 32.2%（148人）
ない 67.8%（311人）
意外にも約68%の人が「ない」と回答しました。正直者が多いのか、もしくはなんでも腹を割って話せる親子関係が多いようです。
Q.ついたウソの中で、最も強く記憶に残っているものは何ですか？ そしてその後どうなりましたか？
【お願いだからそっとしておいて......恋愛に関するウソ】
・父に彼氏との旅行を、サークルの合宿と偽った。母は知っていて、口裏を合わせてくれた→秘密のまま（女性／22歳）
・親に色々聞かれるのが面倒なので彼氏がいないと言い続けている→彼氏のいない寂しい子だと思われている（女性／22歳）
・現在付き合っている彼女がいるのに、「彼女はいない」と答えた→そのままなので、そろそろ打ち明けようかと思っている（男性／22歳）
・男の先輩の家に泊まっていたが、サークルでオールと言った→忘れている（女性／22歳）
【できれば黙っておきたい......成績や勉強に関するウソ】
・単位を大量に落としたことを黙っていた→その後単位を取れば黙ったままで済むので頑張って試験勉強中（男性／23歳）
・本当は講義をずる休みして帰ってきたのに、休講だったとウソをついた→特に影響はなかった（女性／22歳）
（中略）
集計の結果、恋愛に関するものが1番多く、中でも彼氏との外泊を偽ったケースを回答する女性が多数！ 筆者としても気持ちはわからなくありませんが、毎回ウソをつく罪悪感を考えるといっそのこと、正直に話してしまった方がラクなのでは......？ 「絶対に無理！」という声も聞こえてきそうですが、いずれにしろ、大事に至らないようにどんなウソでもほどほどにしましょうね。
文●ゴリコ
調査期間：2014年1月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象件数：19～29歳の内定学生459人