脳出血してから１８９日目（四年前の出来事）

ツレが朝、電話をしてきて
「昨夜さ～
俺があんまり悄げて居たんで当直の看護婦さんがさ～
心配してくれてさ～
今朝も俺の部屋に何度も来てくれてさ～
大丈夫？お薬飲んだ？とか優しく聞いてくれてさ～」と嬉しそうに報告する

そりゃ良かった

介護保険の更新の査定に来るのが４時なので
早めに病院にいく
今回は女性でツレが耳を怪我してしまった顛末を報告すると
心配してくださる

週末の外泊手続きにナース室に行くと、相談員さんが丁度来ていて
「週末に通所リハの所に見学に行くつもりだったのですが
ＭＲＳＡの菌が出てしまったそうで
その状態で、見学に行くのは駄目ですか？」と聞いてみる

相談員さんは
「菌が出た以上は嘘を書くわけにもいかないので
正直に書いてお出しして置きました
しかし、それ位の数だったら何ら問題がないです
見学に行ってらしていいですよ

もしか見学を禁止する状態なら
病院でも部屋から出ないで下さいとか
リハビリ室にも行っては駄目ですと言いますが
そんな問題ではありませんから」と言ってくださる

部屋に戻りツレにそう教えると
「他に誰か居たの？」と聞くので
数人のナースが居たよと答えると
「じゃみなさん俺に菌がでたって知っているんだ・・・」とショックな様子
仕事だもん当たり前ジャン！！
「部屋から出るの嫌だ」と言って
廊下での歩きの訓練をしぶり部屋の中をウロウロ
ツレが体面を気にするところは昔も今も変わらない

見学の際に
知らない道を走って
時間も家に直行するよりも余分に掛かるので
ツレは土曜に見学をすることを心配する

しかし
他の日にすると見学の為に病院を往復することになるので
私が余計に大変だ
相手先も土曜の方が都合が良さそうなので
やっぱり土曜にするよと駄目押しする

ツレ「それじゃ介護タクシーを予約してよ」と言う
そりゃ良い考えだわ！
介護タクシーの予約が取れるか心配だけど
明日、電話してみるとツレに約束する

今夜のうちに電話するよりも
明日の朝、通常業務中に電話する方が
配車係の女性が電話に出てくれ
手配も親切だと何度も利用している間に覚えたからだ

ツレがこの日に食べたニワライフ５包ロイヤルセレクト６粒