荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

瀬戸の夕焼け

2014年12月06日 | 散文
時々四国へ行く。
膝が痛くても仕事は待ってくれない。

田舎の交通事情は悪化する一方で、目的地へ行く電車(ホントはディーゼル車)は1時間に1本しか走らない。
空港から直通の路線バスはすでに廃線になっているのでリムジンバスで移動する。
このバスは事前に予約しておかないと運行しない。
そんな移動中のバスから見た風景である。

急に景色が黄色くなってきた。
日没が近い。
バスが海岸沿いの道路に出た。
夕日が海に沈んで行く。


風景が段々赤みを増して来た。
瀬戸内海は波の小さな真っ平らな水面である。

静かな海の静かな日の入りである。


誰も居ない海はちょっと寂しいと思っていたら、カップルが居た。
ロマンチックだね。

平日の5時過ぎである。
勤め人が来られる時間ではない。
近隣のみかん農家か?
漁師か?
いいなあ。


ホテルに着いたらバリイさんとクリスマスツリーがお出迎えしてくれた。
さあ、温泉で温ったまろう。
コメント
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