荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

綱敷天満宮の祭り2017年(新天神)ー2

2017年05月10日 | 散文
稚児が獅子に乗って静々と登場しました。
天神様に舞を奉納します。


逆光の横顔が凛々しいです。




どうやらこれを「三番叟」と呼ぶそうです。
綱敷天満宮に古くから伝わる奉納の儀式です。
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綱敷天満宮の祭り2017年(新天神)ー1

2017年05月10日 | 散文
古天神から移動して「新」綱敷天満宮の拝殿の正面に来ると、「継ぎ獅子」の奉納中でした。


繋ぎ獅子を見るのは初めてです。


今治地方の各地に「繋ぎ獅子」の文化がありますが、元々この地にはありませんでした。
17~18年前に今治市で始まった祭り「おんまく」にこの地区は伝統芸能「三番叟」(後で登場します)で参加しましたが、「継ぎ獅子」の迫力に負けてしまいました。


獅子を被らない、三番叟の伝統をそのまま負けん気で「繋ぎ」に発展させた独特の「繋ぎ獅子」です。
従って獅子は登場しません。


繋ぎ獅子の奉納が終わった後、その獅子が舞って、


箱を引いた猿が現れました。


箱は長持ちの代わりでしょうか?


箱からお菓子を取り出して子供に配ります。


さて、お菓子を配り終えたと思ったら赤い絨毯が敷かれて、1頭が上着を着て、お供に花束を持たせて現れました。




仮面を取って彼女を呼びます。


プロポーズしました。


彼女が了解します。


拍手の嵐です。


「おばさん泣いとらい」の声に振り返ると、彼だか彼女だかの母親らしき人がボロボロ涙を流しいています。


私もウルッとしてしまいました。


仲間からの祝福を受けて、


彼に肩車されて退場していきます。


繋ぎ獅子の技がここでも生きているのですかね。




それはそうと、こんなことする祭りだったの?
そんなエセ郷土人の疑問に関係なく、祭りは続きます。

コメント (2)
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