荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「水月ホテル鷗外荘」の、あれから半年

2022年04月03日 | 散文

あれからずっと気になっていました。閉鎖から半年が経過しました。まだ「お知らせ」が出たままです。

 

振り返れば、第1次緊急事態宣言の時、経営者の女将さんは閉館を決断しました。

 

館内に森鷗外の旧居が保存されていて、赤字続きの今、経営を辞めれば、残っている資産で鷗外の旧居の保存を続けられる、との理由でした。

 

その旨をお得意様に伝えた処、有志がクラウドファンディングを立ち上げる提案をしました。

 

予想以上の賛同者が集まって経営を継続していましたが、結局半年前に閉館してしまいました。

今は、森鷗外旧居を管理しているのだと思います。

根津の街には「森鷗外没後100年」のバナーが春風にはためいています。

これは縁だな、と思いました。行ってみます。


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