あれからずっと気になっていました。閉鎖から半年が経過しました。まだ「お知らせ」が出たままです。
振り返れば、第1次緊急事態宣言の時、経営者の女将さんは閉館を決断しました。
館内に森鷗外の旧居が保存されていて、赤字続きの今、経営を辞めれば、残っている資産で鷗外の旧居の保存を続けられる、との理由でした。
その旨をお得意様に伝えた処、有志がクラウドファンディングを立ち上げる提案をしました。
予想以上の賛同者が集まって経営を継続していましたが、結局半年前に閉館してしまいました。
今は、森鷗外旧居を管理しているのだと思います。
根津の街には「森鷗外没後100年」のバナーが春風にはためいています。
これは縁だな、と思いました。行ってみます。