荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

薮下通りが明るくなりました。

2022年04月03日 | 散文

日本医科大学付属病院の周辺が見違えました。

 

住宅が整備されて、明るい公園になりました。

 

新旧の坂です。左右で段の数が違います。新しい「お化け階段」になるのでしょうか?

 

薮下通りの中心部です。崖上の藪が鬱蒼と茂った路でしたが、すっかり明るくなって、面影がありません。この部分に辛うじて古い石垣が残っています。

 

藪上の街が数年前から再開発されていて、綺麗な建築物が完成されています。

 

 

この崖が面影を留めていますが、もう、「薮下通り」の呼称は似合いません。

 

まだまだ工事が続いています。もっともっと明るい路地になります。

 

再開発のきっかけになったマンションです。元は芸術家の大きな屋敷でした。

 

いつもの路地をいつもの場所に来ました。

 

 

崖から見る景色は変わりません。

 

ビルの隙間の薄曇りの空に、スカイツリーが見通せます。

 

いや、ここに住んだ森鷗外にすれば、随分と風景が変った筈です。

 

なんせ、この敷石を馬が踏んで、陸軍省へ通勤していたのですから。当時の石を残しているそうです。

 

「観潮楼」跡です。

 

 

森鷗外が名付けました。


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