荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「桜井の史跡と伝説」-30/薬師庵と柿の木(登畑)

2018年06月03日 | 散文
生家の本棚にこんな冊子がありました。著者は未だに不明です。
この冊子に書かれた現場を訪ねています。
これまで同様下記記載の文章は原文ままです。


30.薬師庵と柿の木(登畑)


登畑の人家に囲まれて、薬師如来の庵がある。




伊予府中四国八十八ヶ所霊場の一つで、庵の前には宝筐印塔、六地蔵があり、その間に柿の老木がある。




幹の芯部は腐食している為、樹齢の推定は困難であるが、樹形からみて、江戸時代末期に植えたものであろう。


変種の柿の木で、幹、枝共に左巻きにねじれていて、雪柳柿とでも名づけるのが適当であろう。


果実もやや変形している。
今治市の保存木に指定されている。



<筆者>
今は薬師如来堂は無く、「登畑公民館」と「老人憩いの家」になっています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「桜井の史跡と伝説」-29/... | トップ | 「桜井の史跡と伝説」-31/... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

散文」カテゴリの最新記事