富岡八幡宮の力石の場所で工事をしています。力石とは、力自慢が持ち上げる石です。娯楽の乏しかった時代に青年が集まって、娘っ子の前で競ったことでしょう。優勝者は集落の英雄だったことは疑いありません。集落毎の代表が集まって総合チャンピョンを競い合ったりもしたのだと思います。
クレーン車が忙しく稼働しています。
力石を移動させています。
ゆっくり降ろします。
クレーン車は新たな資材を吊り上げようとしています。何だ? おそらく、周辺の神社から管理できなくなった力石をここに集めようとしているんじゃないでしょうか?
慎重に扱います。
力石を移動させる工事を初めて見ました。
ここ富岡八幡宮は「勧進相撲発祥の地」と言われています。力石を置くのに相応しい神社です。
こうして文化の保存を図っているんじゃないでしょうか?
「犬も歩けば棒に当たる」と言います。今日は良いものを見たと思います。