荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「金魚坂」が無くなっていた。

2024年10月09日 | 散文

いつもの散策コースです。菊坂から金魚坂へ行こうとしてやって来たら、更地になって工事用ネットが張り巡らされています!

ネット脇に、こんな案内板が有ります。

金魚坂を行きます。坂の中ほどに、金魚を飼う水槽が並んだ庭への入り口が有りました。何にも無くなって、その代わり、右側に見慣れた看板が有ります。

2枚の看板が懐かしい気持ちになります。

以前から有ったカラータイルも移転しています。

新しい喫茶店です。元は坂の頂上に在りました。

眺めます。

この虎も以前の喫茶室の店頭に有ったものです。店が残って良かったと思うものの、なんだかやっぱり悲しいです。

眺めていたら、狭い坂を恰幅の良いおじさんがやって来ました。どうやら常連客です。曰く、「去年末に金魚販売を廃業して、喫茶店をここにオープンした」そうです。

坂の頂上です。ここが入り口で、右側に喫茶室が存りました。

坂下に向かって眺めます。喫茶室の向こう、土地の7割がたは金魚の水槽でした。こうして改めて見ると、けっこうな坂です。

何の跡形も有りません。

金魚坂を見下ろします。

創業350年の金魚屋でした。この坂の「金魚坂」って名前は、後世まで残るのだろうか?

在りし日の「金魚坂」の記事はこちら


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