荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

扇橋閘門を通って隅田川へ

2022年10月20日 | 散文

小名木川の扇橋閘門の中に居ます。今日は隅田川へ行きます。現在の小名木川の水位です。

 

海抜ゼロメートル地帯です。閘門の壁に囲まれて居ます。

 

今現在、―70cmの場所です。操作室から「2,2m水位を上げる」とのアナウンスがあります。

 

底から水が湧いて来ます。カヌーが流される勢いです。

 

こんなに高くなりました。

 

これが隅田川の水位です。

 

前方の扉が上がりました。隅田川に向かって漕ぎ出します。

 

今日は波が静かです。萬年橋に来ました。運河の街なので多くの橋が架かっています。その中でも有名な橋です。葛飾北斎は「富嶽三十六景」で、萬年橋の橋桁の下に富士山を描きました。

 

丁度この位置です。当時は、今見えるアーチのような橋が架かっていて、半月状の橋下に左側に富士山が見えました。北斎は舟から富士山を眺めましたが、今はビルしか見えません。

 

萬年橋を出るとすぐそこが隅田川です。水上バスヒミコが遡上しています。

 

水上から見る「ケルンの眺め」です。青い清洲橋と隅田川の景色が、ケルン市の眺めに似ているらしいです。背後の岸壁にそんな説明板が有ります。行った事の無い私には、下町から見る都心の眺めです。

 

また水上バスが行きます。もうすっかりコロナ禍を忘れたというか、今のうちに行動しようという観光客が沢山出ています。最近は一杯人が歩いていて、外国人が目に付くようになりました。

 

・・・隅田川を眺めて、暫く波に揺られて戻ります。萬年橋を潜ります。

 

水門に来ました。

 

「新小名木川水門」です。津波時に遮断して下町を守る(筈の)水門です。

 

海抜ゼロメートル地帯に戻ります。

晴れ間が少ない東京です。


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