荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「ぬ」と「わ」の板

2018年10月28日 | 散文
先般報告した時に銭湯の店頭に掲げられていた「ぬ」の木札って何だろうと疑問を持ちました。
そうしたら、物知りの読者さんから、営業前の印しで裏に「わ」の文字がある筈だと教えられました。


気になっていたので、確認にやって来ました。
タカラ湯です。
本格的銭湯の風情です。


今日も派手な暖簾と「ぬ」の木札が掛けられていました。
玄関に台車があります。


よく見ます。
間違いなく「ぬ」です。


物知り読者さんがおっしゃったとおり、まだ営業準備中のようです。


決して怪しい者ではありませんが、周りを確認しつつちょっと失礼して、木札を裏返しました。


あ!ホントだ!
「わ」です!!


早く撮ろう!


数枚撮って、元に戻しました。


「ぬ板」(抜いた)と「わ板」(沸いた)です。


湯屋の粋な洒落を初めて見て感動です。実物を見られて満足です。
物知り読者さんありがとうございました。

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16 コメント

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それは、びっくり! (kunorikunori)
2018-10-28 10:02:53
荒川三歩さま

ほんとに、面白いですね==。
いつの時代から「ぬ」と「わ」の札を使っていたのでしょうね。急に銭湯の歴史を調べてみたくなりました。
楽しくて、面白くて、笑ってしまいました。

私の予測では「ぬ」はぬるめのお湯、「わ」はわからないなぁ~と思っていました。(笑)
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Unknown (ニノッチ)
2018-10-28 11:44:51
“ぬ”と“わ”のご解決おめでとうございます。
違う方の“ぬ”ですが、抜かれていますよ!!
僅かの差ですから一位奪還頑張って下さい。
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なんとまあ (travel jiji)
2018-10-28 16:03:18
洒落てますね。昔ながらの銭湯って今や世界一の大都会東京のレトロ面の代表格ではないでしょうか。まさに落語の世界。ジジの近辺にはこんな洒落た風格ある銭湯は全くない。ウラヤマシ。いつも見知らぬ東京下町界隈の風景有難く拝見しています。
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travel jijiさん (荒川三歩)
2018-10-28 21:00:12
いつもありがとうございます。
銭湯は残しておきたい日本の文化だと思っています。
最近「時間ですよ」の再放送を観るにつけ、益々その思いを深くしている今日この頃です。
寂れ行く銭湯や商店街等の文化を惜しんで散策しています。
お付き合いくだされば嬉しいです。
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ニノッチさん (荒川三歩)
2018-10-28 21:04:03
「ぬ」と「わ」、お教え頂きまして感謝です。
お陰様でこのレポートができました。
さて、違う方で「ぬ」枯れました。
応援をお願いします。
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kunorikunoriさん (荒川三歩)
2018-10-28 21:12:47
いつの時代ですかねえ。
銭湯が普及して人々の暮らしに余裕ができて洒落っ気が生まれた時代だと思いますが、是非銭湯の歴史を調査してお教え頂ければ嬉しいです。
楽しいエピソードでもあればなおさらです。
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さすが・・・ (藤森照幸)
2018-10-28 23:30:17
江戸っ子の洒落ですか・・・・。 見抜けませんでした。
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なんと! (kunorikunori)
2018-10-29 10:32:26
荒川三歩さま

調べていたら、意外なことが。
https://www.facebook.com/yoshiyjas
…だそうです。
それでは、また~~!
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藤森照幸さん (荒川三歩)
2018-10-29 22:47:13
東京の東端(銭湯のすぐ裏の荒川を渡れば埼玉県です)で出会いました。
都心では銭湯そのものが無くなっています。
変革の波がまだ及んでいないので、伝統文化がそのまま残っているのでしょうね。
健気な存在であるとも思います。
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kunorikunoriさん (荒川三歩)
2018-10-29 22:56:16
すみません・・・。
折角お教え頂いてyoshiyasさんにアクセスしてみましたが、おっしゃる答えが見つかりませんでした。


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