金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 弥生賞ディープインパクト記念・チューリップ賞・オーシャンS

2021-03-08 07:14:59 | 競馬

 まずは土曜日の中山のオーシャンS勝ったコントラチェックは、芝1200m3戦目で、速い流れにも適応できるようになり、好位3番手から、直線で1番人気カレンモエを差し切る勝利。さすが藤沢和雄調教師です。馬の個性に合わせて、適性距離も合わせてしまいます

 2着のカレンモエは、本番に向けて良いレースが出来ました。また、去勢明けのビアンフェは、力みが消えて良い走りができました。短距離路線でまだまだ活躍できると思います。

 

 次は阪神のチューリップ賞。何と、ミッキーアイル産駒メイケイエールキングマン産駒エリザベスタワーが同着で優勝という決着。ビックリです。

 エリザベスタワーは右回りで復活できましたが、馬場が少し悪かったのも味方したと思います。メイケイエールは、あれだけ引っかかって、よく最後まで持ちました。本番は、もう少し速いペースになるので、また違ったレースになると思いますが、この馬は逃げたい時は逃げた方が良いかと。やはり1200mが活躍の場か。3着のストゥーティは全く逆で、2000m以上の方が楽しみ

 

 最後は弥生賞ディープインパクト記念ドゥラメンテ産駒タイトルホルダーが、上手くスローペースに落として後続を振り切り、見事な逃げ切り勝利。種牡馬ドゥラメンテは、産駒のJRA重賞初勝利となりました。2着は2番手で追いかけたシュネルマイスター、大本命のダノンザキッドは2番手も捉まえられずに3着まで。

 このレースをどう評価するかですが、既に東スポ杯とホープフルSで勝負付けが終わっていたタイトルホルダーに負けるあたり、ダノンザキッドの評価はガタ落ちです。少なくとも、スーパーホースではありません。皐月賞は1~2番人気に押されると思いますが、危ない危険馬という評価で良いと思います。勝ったタイトルホルダーは、逆にマイペースで逃げれば、非常にシブとい馬なので、常に注意が必要だと思います。2着のシュネルマイスターも、皐月賞に出れば人気になると思いますが、この馬もスローなのに、逃げ馬を捉まえられなかったので切れ味に限界があり、やはり危険な人気馬の評価で良いと思います。

 これで、今年の3歳牡馬路線は、一気に混戦モードに突入いたしました。


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