金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 金鯱賞・フィリーズレビュー・中山牝馬S

2021-03-15 07:09:06 | 競馬

 まずは土曜日の中京10R昇竜S勝ったのはマクフィ産駒カレンロマチェンコ不良馬場を逃げて、そのまま押し切りました。この馬は乾いた砂よりも脚抜けの良い馬場が得意なタイプ。2着は、1番人気のミッキーアイル産駒デュアリスト。2番手から迫っていきましたが、差し切れず。久々で重かったか。逆にデュアリストは、そこそこ乾いた砂の方が力を出せるタイプ。次戦も注目。

 

 そして中山牝馬Sドロドロの不良馬場を制したのは、ランブリングアレー。馬場のせいで7番人気になっていましたが、5歳のここへきて本格化。前走の愛知杯も力を出していますが、この不良馬場で勝ち切るところは立派5月のヴィクトリアMの有力馬へ躍り出たと思います。武豊騎手は、先週に続いて重賞連勝です。こちらもお見事。

 

 次は日曜日の中山のアネモネS勝ったのは、リオンディーズ産駒アナザーリリック。中段から直線の真ん中を豪快に追い込んで勝利。2着には、逃げたロードカナロア産駒ジネストラが粘り込みました。この2頭が桜花賞出走権を得たわけですが、アナザーリリックは、本番でも穴人気になりそう

 

 それから阪神のフィリーズレビュー勝ったのは、モーリス産駒シゲルピンクルビー。中段から前のヨカヨカを捉まえて見事勝利。しかし、1400mが適距離だと思いますので本番はどうか2着のヨカヨカは惜しい2着で、熊本産初のGⅡ制覇の寸前まで行きました。でも、この馬はマイルもOKですので、本番も楽しみです。3着のミニーアイルもよく追い込んで3着、本番の権利を取りました。しかし、ミニーアイルの適距離は、1400m以下だと思います。

 

 最後は中京の金鯱賞勝ったのは、逃げた最低人気のギベオン。重馬場を絶妙のペースで逃げて、直線も外からの追込みを抑え切りました。西村淳騎手のファインプレーと言って良いでしょう。西村騎手は嬉しい重賞初勝利。2着に1番人気のデアリングタクトですが、この馬場を中段から追い込んで惜しいクビ差。ただし、今期の始動戦としては十分な内容なので、4月の香港GⅠが楽しみになりました。3着のポタジェも、今の勢いどおりに走りました。次も楽しみです。4着グローリーヴェイズも、本番の天皇賞春に向けて、十分な内容。


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