今週からは、1勝クラスを中心に。未勝利は、相当面白い存在があった場合のみにご紹介いたします。
まずは土曜日の阪神5R芝1800mを勝ったモーリス産駒アンフィニドール。馬場の中央から豪快に抜け出して、デビュー戦を派手な勝利で飾りました。まるで、お父さんを彷彿させるよう。次も楽しみ。中京6R芝2000mを勝ったハーツクライ産駒シャンブル。骨っぽい相手に対して、好スタートから逃げ切り勝ち。荒れた今の中京が合っている。
阪神6Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒ウェルドーン。前々から他の馬を突き放して完勝。乾いた砂で1分53秒2の時計も優秀。3歳ダート1800m路線にまたまた新たなスター候補が出てきました。
中山6R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったダークエンジェル産駒シュバルツカイザー。クビの上げ下げで勝利。荒れてきた中山の馬場が味方。2着のキズナ産駒スパイラルノヴァは勝ちに近い内容。もう少し長い距離であれば、楽に勝ち上がれると思います。
日曜日は阪神5R芝2400mを勝ったオルフェーヴル産駒ゲヴィナー。デビュー戦で重馬場、しかも阪神2400mというタフな設定を、3番手から直線の厳しい競り合いを制するという堂々たる勝ち方。さすが、ステイフーリッシュの半弟。距離の長いところ、京都記念か、青葉賞でもOK。中山5R芝2200mを勝ったモーリス産駒アルビージャ。トモの緩かった過去2戦とは異なり、本格化したことで圧勝。ダービートライアルに間に合えば面白い。
中山4Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったサウスヴィグラス産駒ジェセニア。中段から最後の最後で前を差し切り勝ち。1400mの方がレースがしやすいかも。1着3着がお馴染みのサウスヴィグラス産駒の間、2着に入ったのがリオンディーズ産駒ノボベルサイユ。リオンディーズ産駒は、芝もダートも1400m以下が狙い。
阪神6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒マリーナ。4番手追走から直線、内側を突き抜けて完勝。2着のシゲルセンムもキズナ産駒ですが、雨で厳しくなるとか、競り合いになるとか、とにかくタフなレースになるとキズナ産駒は勝ち負けに絡んできます。勝負根性が、産駒の持ち味なんだと思います。
中京10R芝1600mフローラルウォーク賞(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ゲンパチミーティア。2番手から直線の競り合いを押し切り。2着も3番手から追走したディープインパクト産駒ヴィアルークス。今の中京芝は、前々から内側を通って押し切るのが典型勝ちパターン。来週の高松宮記念も前にポジションを取れる馬は有利と言えます。