来季から岡田彰布監督が就任するニュースが流れております。
タイガースのリーグ優勝は2005年が最後になりますが、その時の監督が岡田彰布氏。星野監督が体調不良で退任したあとを受けてタイガース監督に就任、2004年から2008年までの5年間の在任期間でしたが、この時のタイガース野球は、思い切りが良くて、試合のテンポも小気味良い、いい野球をやっておりました。
第一に、野球をやっている時の岡田監督が本当に楽しそうで、野球が好きで好きでたまらないというオーラを発散しながら采配をされておりました。
文句が多いのがタイガースファンの特徴でありますが、2004年から2008年までの岡田野球について、文句をタラタラ言うタイガースファンは、あまり見当たりません。それだけ、あの時のタイガースには良いイメージが残っているのだと思います。
そして、2008年のシーズン終了時に、優勝できなかった責任を取って潔く辞任をしたのも、ファンにとっては名残惜しくて、また戻ってきてほしいという願望が残った理由だと思います。
一方で、この内定で、掛布監督の実現可能性がほぼ消えたことになります。年齢的にも、今回がラストチャンスだったと思います。これはこれで、一度は見てみたかった監督姿。オリックスあたりが、替わりに声をかけてあげてくれないでしょうかね。
レギュラーシーズンが終了して、これからCS・日本シリーズと続くのですが、それよりも来年が楽しみで仕方がありません。
【追加】あと、藤浪晋太郎君。悪いことは言わないから、岡田監督ならば、あと1年くらいはチームに残る方が良いと思いますよ。野球を素直に楽しむ基本を、一から教えてくれるから。ちなみに、メジャーで成功した野茂・イチロー・大谷に共通するのは、野球が好きで好きでタマラナイというオーラを出し続けていたこと。それをアメリカの野球ファンは見逃さないのです。
メジャーに挑戦するのだったら、その1番大事なところを岡田監督から学んでからでも遅くはないです。今のままだと、大谷に負けたくない気持ちだけが先行して、アメリカの野球ファンに嫌われてしまいますよ。
そう考えると、CSの初戦に藤浪君を先発させて、メタメタに打たれてしまうというのも有りですかね? そうなれば、メジャー行きは諦めるでしょうし・・。また、もし快投することがあれば、第2戦は青柳で連勝が可能です。どちらにしても、言うことなしです。