おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

稲刈りに知る  高齢二人暮らし 水田価格下落 温暖化

2014年08月31日 00時00分00秒 | 農業

写真1 夫はコンバインに日傘を立て稲刈り 妻は切り刻まれた藁を散らす

写真2 写真3

写真2 疲れるので息子と交替した、と父親 軽トラックの脇に立つ
写真3 刈取適期は8月25日頃、北川辺コシヒカリと旗に記される 後方の木立は八幡宮


写真4 稲刈り適期の08月24日 コンバイン並ぶ 後方は住宅団地 建設時、水田地価は・・・

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 季節は巡る
 今年2014年も稲刈り始まる、08月24日
 唸りながら走るコンバイン、その数8台
 田植えを始めて4ヵ月後(弊ブログ2014年04月14日
 ここは埼玉県の早場米地域、旧北川辺町柏戸

 夫と稲刈り中の妻に伺う。次のよう
   コンバイン操作の夫は1949年生まれ、団塊世代
   刈っているのはコシヒカシ
   おととい22日、金曜日午後から稲刈りが始まった
   私たちは昨日23日から始めた

   今朝、籾摺りして袋に入れた
   今年の品質は悪い
   10年前と同じくらい悪い
   デホ・出穂のとき、暑かったから

   使っている自脱コンバインは旧式、足が遅い
   しかし、買い替えるとカネがかかる

   去年は息子が手伝いに来た
   今年は手伝いに来ない、仕事が忙しいと言って

   夫と二人暮らし、他は猫1匹、孫がわり
   これからさき、田んぼを売って施設に入ろうか、と夫と話している
   しかし、田んぼは安い
   住宅団地ができた頃とはくらべものにならない

   新古河駅への途中、籾運搬軽トラックの脇に立つ男性に伺う(写真2)
   <さっき、コンバインに乗ってましたね> うん
   <今乗っているのは息子さんですか> そう 疲れたから替わった
   <コシヒカリですか> そう
   <できはどうですか> 去年より収量は悪い、高温だと思う
   <向こうの人も言ってましたね> そうか

 バックパックの筆者、背中は汗びっしょり
 冷房効く電車内、背中冷たく、風邪ひくよう

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年08月24日 撮影地:埼玉県旧北川辺町




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊雑宮のオミタ(御神田) ... | トップ | 夏の終わり 菜園の黄花3種... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農業」カテゴリの最新記事