映画を観た。
★アンナ・カレーニナ
原題:Anna Karenina
2012/イギリス
文豪トルストイの名作の映画化ということで、楽しみに観に行った。
が、《これは違う!》と作品に違和感を感じてしまった。
絵面はとても綺麗で音楽もうっとりというところだが、
これは《トルストイではない》
トルストイにはロシアの土の臭いがあり、ロシアの葛藤がある。
これは《イギリス発アンナ・カレーニナ、シャネル後援アンナ・カレーニナ》。
シェクスピア劇のような感覚。
随分と昔、1968年ソビエト制作の《アンナ・カレーニナ》を観たことがある。
ソビエトのプライドを賭けた作品である。
また観たいと思った。
もう一度原作の《アンナ・カレーニナ》を読んでみよう。