★アメイジング・スパイダーマン
原題:The Amazing Spider-Man
監督:マーク・ウェブ
キャスト:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エバンス、デニス・リアリー、他
2012/アメリカ
《スパイダーマンの動き》がしなやかで伸びがありとても綺麗である。
物語も美しくまとめられ艶のある作品になっている。充分楽しんだ。
新生スパイダーマン、リブート、つまりが作り直しということ。
ということで、ピーター・パーカーにはアンドリュー・ガーフィールドくん。
これが思ってた以上にイメージがフィットし、素晴らしすぎるスパイダーマン誕生でした。
しなやかで若々しさが一番の魅力です。
今回は、スパイダーマン誕生編ですので、
《自分探し》としての側面もあり、
ヒーローとしての生き方への成長過程が描かれています。
この辺りのドラマ性はシンプルながら共感できるもの。
今回のヒロイン、グウェンの《青年ピーター・パーカーに恋する》
という描き方も青春物語として自然である。
ただコナーズ博士のトカゲ怪人は滑稽に感じた。
顔のアップは《ゴジラ》を連想させ、
作品全体のスマート感から少し外れているような印象を持った。
しかし彼の葛藤もしっかり描き、作品に厚みを持たせてくれる。
さてこうなると、期待は続編である。
映画の内容とは違うが、《これは一種のiPS細胞の研究》のお話なのかと思い、山中教授の顔と映画のシーンでいくつか重なってしまった。
研究というのはいつも《人類の幸せのために》。