駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

昔大平今小沢

2010年04月13日 | 町医者診言
 どうも口べたというかなまりのせいか、へたくそな答弁に聞こえて、読んでみるとすっきりしっかりした文章になっているのが、大平正芳小沢一郎だ。
 大平さんは本当に惜しいことをした、選挙に追い込まれ激務とストレスから、不運に見舞われた。今の医療なら助けられた気もする。
 小沢幹事長ほど、不当に扱われている人も稀だろう。別に判官贔屓の癖もなく?、小沢党でもないのだが、なんでも問答無用に小沢が悪いという論調にあきれ、出来るだけ客観評価に努めている。勿論、なぜ国会で証言しないのだろうかとは思う。悪口を言われ過ぎ、膾に懲りているのだろうか。
 小沢一郎の記者会見記事を読むと、・・ちゅうとなどという口癖は気になるが、きちんと筋が通ってわかりやすい。挑戦的な質問にぶっきらぼうに答えているところだけを取り上げるので、独裁などというイメージが作られるのだろう。
 大平さんも茫洋とした顔貌とあーうーを挟んだぼそぼそ答弁のため、まともな答弁内容がきちんと読まれず、あやふやに誤魔化しているかのように報道され、低く評価された。
 KYなど、溝に捨てたい。山本七平を持ち出すまでもなく、空気しか読めない人は空気も読めていないと思う。空気を吸わされているのだ。
 マスコミ報道は話半分と受け取り、自分でも考えてみたい。多少歴史と科学の心得があれば難しいことではないと思う。歴史?、司馬遼太郎だけでなく松本清張も読む。科学?、電機製品の配線は自分でやる調理は考えながら自分でやる。町医者は教師ではないが、それをお勧めしたい。
コメント (2)
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