喫茶の静物画があともう一息まで来た。たぶん今月あと二回教室に行けるので、完成できるだろう。ただスプーンや湯ポットなどの金属製品の描写が残っているので、難航するかもしれない。
完成に近くなってくると二時間近くあれこれ手を入れても、書いている本人はあんまり変わり映えがしないように感じる。このあたりが休日画家の修行不足を物語っており、先生は直ぐ此処が良くなった此処はもう一つと指摘される。
尤も、この頃はデジカメという便利な物が出来たので、写真を撮っておいて比べると私にも違いが指摘でき、なるほどとわかる。
もう一つ不思議なのはこれで完成という判断だ。先生は全体を見ての印象から、これで出来上がりですねと言われるのだと思うが、絵、特に油絵、は際限なく描き込んでいけるので完成というか頂上を見極めるのが難しいと感じる。恐らくそれが審美眼というもので、書くのと同じくらい重要な能力なのだろうと思う。
つまり違いが分かると言うことは、作る技術と同じくらい大切な能力なのだ。
goo blog お知らせ
プロフィール
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- arz2bee/トランプを読み解く
- 外野席/トランプを読み解く
- arz2bee/トランプを読み解く
- 行雲流水の如くに/トランプを読み解く
- arz2bee/難しい人物画
- 外野席/難しい人物画
- arz2bee/一律ではなかったトランプ関税
- 外野席/一律ではなかったトランプ関税
- arz2bee/印象が違うが
- 徒然/印象が違うが