このところ外食が続いている。
毎日六千歩も歩けばよい方で、少ない日には四千歩くらいのことがある。病院と違い医院は狭く、二十歩も歩けば外へ出てしまう。しかも座っていることがほとんどで、口と指が動いているだけだ。朝の三千歩を除けばまとめて歩く機会はほとんどない。それで外食の一人前を昼夜食べていると太ってしまう(元々肥りやすい上に帰宅してからも何か摘むことが多い)。
一体一人前の量は何を基準に決めているのだろう。三十代男の腹八分が目安なのだろうか。外食チェーン店ではカロリー表示がされているところが多く、そうした店に入った時にはカロリー少なめのメニューを選ぶようにしているのだが、正直それは味気ない。
食べ物を残さないように躾けられてきたので、注文したものをわざわざ摂取カロリーを考えて残すということはどうもできない。食べたいメニューを八割方小振りに作ってくれるシステムあると良いと思う。ご飯を少なめにしてくださいと頼んだりしているが、値段は下がらないので僅かなことだが不合理に感じる。
ひょっとして値段ありきでそれからメニューというか材料や量が決まっているのではないかと思うこともある。小振りメニューを作ると単価が下がって困るのだろうか?
メタボが人口に膾炙しているのだから、大盛り100円増しの反対に小振り100円引きがあってよいと思う。食堂業界からは手間が掛かり単価が下がるのでさほど賛成はないかも知れないが、腹囲が気になる人の支持や厚労省の後押しは得られるのではないか。