旅行に同行した友人の一人は日本では小柄な方で(自称160cm)体重もさほど無い。駅の待ち合わせなどで高校生に紛れていると特に小柄な印象がある。
ところが北米では奇妙なことに小柄に感じないのだ。190cm、100kgの男や175cm90kgの女がうろうろしている街角でもホテルのロビーでも確かにシルエットは小さいのだが、小柄という印象がない。
なぜか。それは第一は大男や大女がごろごろ居ると同じように小柄な男や女が珍しくないこと、第二に、これがどうも効いているようなのだが、誰も人が大きかろうが小さかろうが、そんなことを気にしていないのだ。
どうも日本には他人や自分の詰まらんことを気にするオーラかエーテルか知らないが面倒な媒体が充満していて、それがあーでもないこーでもないネバネバとブクブクを発生させて物事をややこしくているらしい。
佐知子さんなら「あ、そんなこと。卵の頃から気付いていたわ」。と言うかな。