連休に東京国際会議場で生涯教育講演会があり、勉強に行ってきた。有り難くない時期の開催で、他の会員からは文句が出ないのかなあと思いつつ出かけた。北海道や四国九州と遠い医師には連休の方が動き易いのだろうか、結構盛況で二千人以上の医師が出席していた様子だった。
勿論、勉強にはなる講演が多かったのだが、現場の感覚とは違う講演もあった。恐らくあまり患者さんを診ておられないのだろうと推測した。世話人の会長はきちんと生涯教育講演会の式次第を理解しておられないようで、係から指導が入った。講師紹介にもとちりがあり、しっかりせいと申し上げたい。
折角の東京なので夕食は妻と大都会にしかないフランス料理店(グランメゾン)に出かけた。タクシーの運転手地図を一瞥、夕立の中一発で目指す店に着けてくれた。広い東京のなのだが、感じが良く頼りになる運転手が多い。
初老の夫婦、たまの贅沢は良いだろうと思ったのだが、ゆったりした店内、十組ほどの客の中で我々が一番年上のようで驚いた。三十代四十代がほとんど、ひょっとしたら二十代と思われるカップルも見かけた。
アベノミクスの恩恵は庶民には見えないところへ、というかアベノミクス以前から恵まれている人達なのだろう。こうゆう世界があるのだと再認識した。私はB級グルメなのだが、妻が喜んでいたので私は満足だ。