抜きんでた力で世界女子テニス界に君臨しているセレナがドイツのリシツキに敗れた。連勝も三十四で止まった。
普段はあまりに強くふてぶてしく、私には美人と思えないセレナを応援することはないのだが、ファン心理は勝手なもので、今回は伊達に勝っているのでセレナを応援していた。第一セットを落としたのであれあれと思ったのだが第二セットで本気が出て圧倒、これで頑張ったリシツキも吹き飛ばされると思ったのだが、ファイナルセットでリシツキは信じがたいレシーブリターンを繰り返し、セレナにまさかと言う凡ミスがいくつか出て、リシツキが勝ってしまった。
文句のつけようがない勝利にリシツキを祝福したい。セレナにも負ける日が来るのだ。不敗を誇った巨人が倒れる音を聞いたような気がする。
残念ながら、応援していた英国美人のボブソンはカネピに僅差で敗れてしまった。
いい加減な俄かファンと言われても次はリシツキを応援することにしよう。