リニア新幹線が実現に向けて動き始める。建設費は7兆円とも9兆円とも気の遠くなる金額で、半分以上がトンネルとなるらしい。夢の超特急の現実は本当に理解されているのだろうか?
一体誰が乗るのだろうか?料金は幾らになるのか?その料金で採算は取れるのか?本当に磁力線は安全なんだろうか?どうしてあたかも当然決まりのように報道されるのだろうか?
決定はリニア建設で懐が潤わない、欲と道連れでない人達で決めて貰いたい。十五年先には生きていない人達あるいは呆けている人達は一歩下がって、三十代四十代の人達が中心になるといい。
人間の中には目標を設定すると実現のために反対する人をなぎ倒して遮二無二走り出す人達が居るから恐ろしい。
北海道、東北、北陸、中国、四国、九州に住む人は試しにと乗りに来られるのだろうか。一県一停車駅のようだが、どれだけの乗降客が予想されるのだろう。岐阜羽島駅の五十年は参考になっただろうか。
省エネの時代に大電力を使って、そんなに急いで何をする。私には使うことよりも作ることが目的のように思える。
リニア停電で浮力失い、摩擦熱でトンネ内で大火災、百二十人が亡くなる。想定外の落雷や直下型地震だったなどと言われてもなあ。