暑さ寒さも彼岸までと昔は言った。このごろは過去形で言わないとそぐわない。今朝は秋めいて涼しく道端には彼岸花が咲いていたのだが、十分も歩くとじっとりと汗ばんだ。
東京オリンピック招致委員会の次の仕事はオリンピックの会期を後ろにずらすことだ。熱帯オリンピックになるのが目に見えている。選手も大変だろうが、観客に熱中症続出では東京消防局と救急病院は大変だろう。マジ、何名亡くなるなどということになっては困る。54年前と同じ会期にしてもらおう。7年先のこと、出来るはずだ。
話が変わるが、どうも風評被害という言葉が拡散しているように感じる。風評は噂に似ていつの間にかふわふわと広がる。拡散すると行き過ぎと実態両面で問題が出てくる。風評には科学的な歯止めが必要だ。実際に汚染された作物や海産物もあるのだから、面倒でもきちんとした根拠をひとつひとつ提示していくしかないだろう。輸入制限を設けている国は多い。一律に韓国と同じように、嫌がらせだけしからんと反発すると、反って信用を失う。
どの国にも憎悪の感情に駆られて、行き過ぎる人達は居るのだが、大多数の政府は冷静科学的に対応している。煽らないで煽られないで冷静に対応したい。煽る野次馬が責任を取ったという話は聞いたことがない。