NHK日曜討論に新風は吹かなかった。相も変わらぬ島田敏男解説委員が仕切っていた。女性アナウンサーが登場といっても脇役で刺身のつま程度の扱いに感じた(最初ということもあるのかも知れないが)。
新風は新人によってもたらされる。勿論、君子が豹変する例外はあるだろうが希なことだ。会議や討論会の行方は、八割以上出席者の選択で決まってしまう。選択に新風をと申し上げたい。
新入生、新入社員が新しい風を吹き込んでいるだろうか。学生気質も半世紀で大きく変わったようだ。変わる世の流れに身を任せるのではなく、世の中を変えなければと考える学生がどれほど居るだろうか。年を経て保守化することがあるとしても理想を追う革新の気概は若者の特質と思う。
目が輝く子供と若者が明日を切り開いてゆく。