小保方さんの記者会見を前半1/3ほど見た。曖昧なところは曖昧だが、未熟ではあっても悪意ある捏造をする人物には見えなかった。小保方さんは十分な指導を受けず、科学的作法を身に付けていなかったようだが、杜撰で間違いはあっても悪事を働いたのとは違う。其処に巨悪はない。
彼女は未熟さと間違いを詫びている、STAP細胞の真偽はいずれ明らかになる。なぜこんなに大騒ぎするのかとマスコミに聞きたい。疑惑論文や取り下げられた論文は数多くある。その著者達が記者会見でプライベートな問題を追求されただろうか。興味本位の報道が多過ぎる。弱い立場の人が間違いを起こせば、とっちめて叩くマスコミにはもっと他にやることがあると言いたい。世の中にはもっと大きく悪質なまやかしがいくつかある。それらを小保方問題のように話題にし、追及して戴きたい。自分の身に危険や不利益が及ぶ恐れのある問題に取り組めるジャーナリストには人の不正を糺すことができる。