駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

魔女の一噛み

2014年06月30日 | 小験

                    

  スアレスは一噛みでワールドカップ追放となった。私は昨夕、家内に付き合って「アナと雪の女王」を見ている内に魔女に噛まれ、ぎっくり腰になった。どうも席が前過ぎたせいか、特に身体をひねった記憶も無いのだが、席を立とうとしたら腰が痛くなっていた。雪の女王の一撃だろうか?。もう五回目で、だんだん発作の間隔が短くなっている。

 同業者の悪口を言うわけではないが、前回の時、整形外科を受診しMRIまで撮って貰ったのだが、椎体骨老化と脊椎間狭小の部分を指摘しながらこれですかねえと首をひねりながら、無理をなされないでの言葉と痛み止めを戴いた。

 腰痛は起立歩行する人類の宿痾で、非常に多い病気なのだが、まだ夢の治療法はないようで、安静と日にち薬が一番らしい。動物の場合、腰をかばってよたよたと歩いていれば、群れから追放されたり、ハイエナに襲われたりで、もうお終いということだろう。

 人間というか私の場合、試合終了のゴングは近いのはわかっているが、何せ日銭で暮らす休めない仕事なので、これから一週間、何とか凌いでいかねばならない。

 腰痛で 思い知らさる 身の重さ          竹庵

コメント (4)
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