駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

納得が行く調理法

2014年06月07日 | 旨い物

                  

 「dancyu」は私の長年の愛読書で殆ど全部揃っている、ないのは数冊に過ぎない。本棚の一角を占めている。こうした系統の雑誌でこれだけ続いているのは珍しい。エプロンが当たったことはないが毎回、返信はがきで感想を書いて送っているので、万分の一くらいは内容の充実に貢献しているだろう。

 大体年に一回カレーの特集がある。私はdancyuと同意見で夏こそカレーと思っているので、夏になると数回カレーを作る。八割方欧風肉系統のカレーで、シーフードやアジア風のことは少ない。決まったレシペがあるわけではなく、大体の基本線を押さえてバリエーションを加えている。上手く出来た時は我が町で一番旨いと思う。食べてくれる仲間も一番とは言わないが、楽しみにしているので相当旨いのは間違いない。

 今年の7月号に記者達による美味しいカレーの作り方研究が載っているのだが、殆ど私の作り方と同じだったので驚いている。ジャガイモを入れない、タマネギは飴色に炒める、灰汁を取る、カレールーは二種類を混ぜる、ビールかワインを入れる。醤油を隠し味に入れる。違っていたのは砂糖を入れる、マッシュルームを入れるくらいのものだ。研究成果は九割方私の方法と同じだ。私は十年以上前からやっているので、私の方が先に正解を見付けていたわけだ。自分はひょっとして料理の天才?かも知れない。道を誤ったか!。有り体、唯の食いしん坊というだけ(安くて旨いが最高)なのだが、食いしん坊は料理も上手いとは言えそうだ?。

コメント (2)
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