駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

嬉しいことが続いた

2015年11月12日 | 世の中

      

 MRJが無事に初飛行をした。遅れに遅れたので、99.9%上手くゆくと分かっていても固唾を飲んで注目していた。とても嬉しい。MRJは姿が美しい、だから大丈夫と思う。これは根拠がなさそうで、そうでもなく、美しい形は優れた性能を表していることが多いのだ。

 ミャンマーが平和裏に政権移管を果たしそうで、これも喜ばしい。私ごときが書くと笑われるが、やれば出来ることを証明した。民意が示されれば、無理も引っ込むようだ。

 あるいはミャンマーだからという側面もあるかも知れない。そうした点については政治や歴史の専門家の分析が必要だろう。まあ、私は素朴にミャンマーだからかも知れないと思う。大切なのは今後の展開で、長い目で穏やか冷静に見守って行く必要があろう。

 今朝は嬉しいことばかりではなく、Tさんが亡くなった。91歳。自宅で家族に見守られての大往生なのでむしろ慶事と言ってもいいのかもしれないが、私的には転送された電話が電車が来ますの放送でかき消されて聞き取れず、十五分ばかりイライラの時間を強いられた。車で五分ほどなので、駆けつけるといってもさほど大変ではなかったのだが、まだ手が温かいという娘さんを納得させねばならなかった。握っている人の温かみが亡くなった人に伝わり、手がまだ温かいという錯覚は時々ある。

 慌わただしかったがブログも書けて、まずまず平穏な朝だ。

コメント (2)
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